第42話

クリスマス
1,607
2019/04/19 09:34
今日は年に一度のクリスマス!
朝からどの服を着ていこうか試行錯誤中…

楽しみだな〜
っていっても征と行くんじゃなくて修造と行くことになったんだけどね(苦笑)
ホントは征と行きたかった

でも、わがままなんて言ってられない!

だから今日は修造と楽しむ!
出かけるのは夕方にしようってなった
虹村修造
虹村修造
よっ。
あなた

よっ!

夕方になって玄関から出ると修造が待っていた
虹村修造
虹村修造
行くか
私は修造の隣を歩いた
虹村修造
虹村修造
ご予定は?
あなた

とりあえず隣町のツリー見に行こうかな
その後に近くのレストラン予約してあるんだ

虹村修造
虹村修造
へぇ〜
準備万端だな
まぁ、だって本来なら征と行く予定だったけど、予約までしちゃったんだし行かないのは勿体ないからね
電車に乗ったのはいいけど、かなり人が居る
修造は私を壁側に誘導してくれた
こーゆーとこは意外とちゃんとしてるんだよね
ガタンッ!!
電車がカーブして、それと同時に乗客が押し寄せてきた
だけど、
今この状態は…
私、修造に壁ドンされてる…
虹村修造
虹村修造
わ、わりぃ
修造は直ぐに姿勢を戻した
どことなく修造の顔が赤くなってた
まさか、まさかまだ私に未練なんて…
あるわけないよね
隣町に着くともう家族やカップルで賑わってた
あなた

凄いね

虹村修造
虹村修造
はぐれんなよ?
あなた

ちょ!
私もう子供じゃないから!

あなた

あ、ゴメンなさい

前から来た人とぶつかってしまった
虹村修造
虹村修造
ほら、言わんこっちゃない
すると修造は私の手を握った
虹村修造
虹村修造
勘違いすんなよ?
お前とはぐれるとめんどくせぇからだ
あなた

わ、分かってる!

私は修造と手を繋いだままツリーへと向かった

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