今日は年に一度のクリスマス!
朝からどの服を着ていこうか試行錯誤中…
楽しみだな〜
っていっても征と行くんじゃなくて修造と行くことになったんだけどね(苦笑)
ホントは征と行きたかった
でも、わがままなんて言ってられない!
だから今日は修造と楽しむ!
出かけるのは夕方にしようってなった
夕方になって玄関から出ると修造が待っていた
私は修造の隣を歩いた
まぁ、だって本来なら征と行く予定だったけど、予約までしちゃったんだし行かないのは勿体ないからね
電車に乗ったのはいいけど、かなり人が居る
修造は私を壁側に誘導してくれた
こーゆーとこは意外とちゃんとしてるんだよね
ガタンッ!!
電車がカーブして、それと同時に乗客が押し寄せてきた
だけど、
今この状態は…
私、修造に壁ドンされてる…
修造は直ぐに姿勢を戻した
どことなく修造の顔が赤くなってた
まさか、まさかまだ私に未練なんて…
あるわけないよね
隣町に着くともう家族やカップルで賑わってた
前から来た人とぶつかってしまった
すると修造は私の手を握った
私は修造と手を繋いだままツリーへと向かった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!