前の話
一覧へ
次の話

第1話

…一話目…
735
2018/05/29 06:54
初めまして。
闇の舘へようこそ………。
主の零と申します……。
さて、1話目はこちら。
とある男性の経験談です。
では……お楽しみ下さい。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
これは彼女と一緒に山登りした時の話です。
夜の山中で彼女とはぐれてしまいました。
僕は夜だし明日改めて探そうと思ったのですが、
やっぱり女の子一人を置いてくなんて、
彼氏として恥だし、
有り得ないと思ったので、
引き返して探しに行きました。
何分間か探したあと、
無事に彼女と合流できました。
「結衣、さっきはごめんね」
一言目で彼女に謝りました。
「ううん、大丈夫だよ!
私も1人で行動しちゃって…ごめんね?」
「大丈夫だよ、帰ろっか」
「そうだね!」
そう言って2人で車に向かいました。
車に乗って帰っている道中に、
女の人がいました。
手の甲をコチラに向けて、
手を振っていました。
すると彼女は、
「夜道女の人一人だし、乗せてってあげれば?」
と言いました。
僕は彼女に
「手の甲を向けているのは、
この世の人じゃないんだよ。」
と言いました。






























彼女は両手の甲を合わせて拍手をしながら、
笑顔で言いました。








































「 へ ぇ ー ー ! す ご ー い ! 」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ふふっ、これでお話はお仕舞いです。
いかがでしたか…?
主はこの話を聞いて悲鳴を上げてましたよっ……クスッ
『いや、零さん、恥晒しは辞めてください』
………主の声が聞こえた気がしましたが…
気のせいですねニコッ
それでは2話でお会いしましょう………♪

プリ小説オーディオドラマ