第2話

プロローグ
977
2018/05/13 16:58

人は失ってから大切なものの存在に気づくという


それはかけがえのないものほど強く実感する


俺は気づくのが遅すぎた


だから、これはその罰なのかもしれないと思った


もう遅いかもしれない


言ったところで何も変わらないかもしれない


それでも伝えたいことがある


僕を忘れてしまった君へ


どうか聞いてくれますか?



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