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第20話

憎しみも全部なくなれ
お前何が怖い?
黒須 洸
黒須 洸
ッ……
あの時助けられなかった
あの小さな女の子か?
それとも、火か?
黒須 洸
黒須 洸
やめろッ!
男はニヤリと笑うと

ガスバーナーに火をつけた



これだけの人がいて
バーナーの

ボーッという轟音ゴウオンが鳴り響く
黒須 洸
黒須 洸
お前が恨んでるのは
父さんだろ……
黒須くんは胸を押さえた
お前の父親がしたことは
お前がしたことだ
俺から自由をウバった!
10年もだ!
私
笑わせない…でよ
私は最大限の憎しみを込めた

言葉でこの男を刺せたら
どんなに
良いだろうか
私
黒須くんがどれだけ我慢して
耐えてきたのか
私
もっと自分に自信を持って
スポーツだって好きなだけできた
きっとモテモテになって……
友達と笑い合うことだって
もっともっと早くできたはずなのに!
私
お前がうばった!
涙がいっぱい出た

恐怖もある
でも

キミが
背負ってしまったものが


あまりにも


残酷だったから
燃えろ
黒須 洸
黒須 洸
あなた!!!
私はそっと目を閉じた