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第24話

ここからはじまる

よく晴れた空を
2羽の鳥が並んで飛んでいる



風が吹いて
教室のカーテンがふわりと揺れた



春の香りがする




風に乗って


桜の花びらが窓ガラスについた




桜の見頃なんて
とっくに
過ぎてしまったというのに


私は


どこかの誰かさんのようで
その花びらが
とてもイトおしく感じた






私は
花びらの先に
目を落とした





まだ
授業中だと言うのに
音を立てて



立ち上がって



教室を飛び出した


息が切れることなんて
どうだっていい


他人の目なんて
どうだっていい



足が
軽い


今なら
何段の階段だって
飛び越えられる






中庭
そこは




はじまりの場所
私
はぁ…はぁ……
木々が揺れて


キミが振り向く
黒須 洸
黒須 洸
あなた……!
ずっと聞きたかった声

どうしてそんな


優しい顔で
微笑むんだ


私
おそい!!
そう言って私は
黒須くんの胸に飛び込んだ
黒須 洸
黒須 洸
ごめん
私
どれだけ
待ったと思ってるの
私
どれだけ
心配したと思ってるの
私
どれだけッ……
黒須 洸
黒須 洸
会いたかった

言いたかった言葉は一緒
私
私も……!
マタタく間に

穴の開いた世界が
埋まっていく


私
で、何か言うことは……?
黒須 洸
黒須 洸
え?
何のこと?
私
昨日のメッセージ
読んだんでしょ……?
黒須 洸
黒須 洸
あ、あー
黒須 洸
黒須 洸
今度な
私
だめ、今言って
黒須 洸
黒須 洸
えぇ

すぐ赤くなるとこも
変わってない
倉持 ケイ
倉持 ケイ
ちょいちょい、
お2人さん?
倉持くんがどこからか現れて

顔で

周りを見ろと

ったえかけてきた
時任 沙和
時任 沙和
授業中にイチャつくとは
いい度胸ね!
早川 友美
早川 友美
黒須!
今度あなたを泣かしたら
ボコボコだからね!
学校中のみんなに見られていた
私
あっ!

私が慌てて
黒須くんから
離れようとしたとき

黒須 洸
黒須 洸
もう気にしない


そう言って
ぎゅっと
私を離さなかった


私
おかえり
黒須 洸
黒須 洸
ただいま




ここから


はじまる



私と
黒須くん



そして、

みんなとの







自由な
青春が




***


僕が




キミへの

愛を語るには


















文字数が
たりない


































なんてな_________________