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第18話

タラシと書いて純情と読む
文化祭前日

もう夕方

クラスメイトの多くは
準備を終えて午前中に下校したのに

あなたは衣装係として
1人教室に残り最後の仕上げに追われていた

時任 沙和
時任 沙和
あなたさん
私
沙和ちゃん!?
どうして
沙和ちゃんは
すっかりお店の入り口となった
教室の前のドアから入ってきた
時任 沙和
時任 沙和
器用ね
私
お母さんが手芸好きで
私もちょっと
時任 沙和
時任 沙和
着てみてよ
私
え、でも
私
じゃ、沙和ちゃんが着てよ
時任 沙和
時任 沙和
着なさい
私
は、はい
(すごい圧を感じる……)
私はフリフリのメイド服を着た
健全に、スカートは膝丈ヒザタケのルール
私
ど、どうかな
時任 沙和
時任 沙和
可愛らしいわ!
時任 沙和
時任 沙和
小動物って感じ
私
小動物……
時任 沙和
時任 沙和
ちょっといい?
私
……?
私は沙和ちゃんの後ろをついて行った
時任 沙和
時任 沙和
見てほしいものがあって
沙和ちゃんは
そう言いながら
教室に作った控室のカーテンを開けた
時任 沙和
時任 沙和
入って
私
え?
私はカーテンの中をチラッとのぞいた
時任 沙和
時任 沙和
何してんのよ、入りなさい
沙和ちゃんに押されて
何かにぶつかった
私
わっ
時任 沙和
時任 沙和
じゃ、ごゆっくり
沙和ちゃんは、ニコッと笑うと
カーテンを閉めた



黒須 洸
黒須 洸
あなた!?
私
く、黒須くん!?
黒須くんは隠すように
腕を顔の前に持っていった
私
衣装!着てくれたの!?
黒須 洸
黒須 洸
くそ、倉持のやつ……
黒須 洸
黒須 洸
ど、どうかな
私
め、めちゃくちゃカッコよくて
びっくり
黒須 洸
黒須 洸
ッ……
黒須くん、すごい赤い……
私
そんなに恥ずかしいの?
黒須 洸
黒須 洸
いや、その……
黒須 洸
黒須 洸
可愛すぎて……あなたが


全身が熱くなった


黒須 洸
黒須 洸
すっげぇかわいい……
ど、どうしよう

こんなに照れたことない




先生
先生
あ?まだ誰かいるのか?
教室の外から先生の声がした



私は咄嗟トッサ
黒須くんの手を引っ張って隅っこに隠れて


静かに息を潜めたヒソ






しばらくして、教室の電気が消された
私
行った?
黒須 洸
黒須 洸
行った
黒須 洸
黒須 洸
クスッ
黒須くんが笑った
私
え?
黒須 洸
黒須 洸
別に隠れなくても
私
あ!
黒須 洸
黒須 洸
でも、ありがとう
黒須 洸
黒須 洸
守ってくれたんだ?
私
むー
黒須 洸
黒須 洸
あ、怒った顔
私
ひどい……!
黒須 洸
黒須 洸
その顔
私
顔?
黒須 洸
黒須 洸
めちゃくちゃ……
可愛い
私
もう……!



友美へ





















黒須くんは
タラシです……。