「蛍くん」
そう言ってあーんと口を広げると
生意気って言いながらたこやきを口に入れてくれた。
なにもかも上目遣いで辛いんですけど?!
「蛍くんのおいしい…」
そういうと
月「一緒のやつ買ったんだけど」
と突っ込まれてしまった。
…間接キス最高
なんて考えていると
あなたのもちょーだいと言われて。
「買ったの一緒じゃん」
といったら
は?
って顔された。
そしてそのまま腕をぐっと掴まれて、
自ら自分の口にたこ焼きを入れた。
「うっわ、なに今のなんかキュンってした」
月「ふーん」
なんて言ってるけど上目遣いだからなーーーーーーにも怖くない
…よき()
ーーーーーー
その後も祭りを楽しんでいると、誰かが蛍くんを呼んだ。
澤「月島?」
月「…あ」
前から歩いてきたのは澤村先輩と菅原先輩だった。
菅「あなたちゃん?」
「そうです!」
にっこりスマイルでそう言われて
絶対モテるだろうなあ
なんて思ったら
菅「月島がよくあなたちゃんのこと話してるよ」
なんて爆弾発言かましてきた。
…蛍くんが???!
うれしすぎる…
先輩たちと別れて歩いていると蛍くんが
なんでそんなニヤニヤしてしてんのって聞いてきた。
「なんでもなーい笑」
そう言うと蛍くんに頭ペシって叩かれた。
ーーーーーー
夏祭り編まだつづきます〜🐥
🐥にはまりつつある
かわいい
うらたんの妄想感想代償連盟さいこう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。