無事にジェラートも食べ終わり
雑貨屋さんに行くことに。
「なんか買お!!」
月「いいけど。あなた選んでね」
「任せて!!」
わたしがずーっと悩んでる間
蛍くんは後ろをずっと付いてくる。
まじかわいい
悩みに悩んでえらんだのは
お揃いのスマホカバー。
これでいい?って聞くと
別にいいけどって満更でもない顔で言ってた。
買った後付けてみると予想以上に可愛くて。
蛍くんも嬉しそうな顔をしてくれたのでよかったです。
そのあとプリクラ撮って電車に乗って帰ってきた。
月「家まで送るよ」
「ありがとう!」
すっかり暗くなった道を手を繋いで歩く。
「今日はありがとう」
月「うん」
家に着くと、ずっと繋いでた手が離れる。
…ちょっと寂しかったり。
月「…そんな寂しそうな顔しないで。
離したくなくなる。」
なんで帰り際にそんなことするんだろう。
ぎゅっと抱きしめてくれた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。