そう言って私は机の上にあった参考書を床に落とした
ドサドサッ
床にそこそこ大きな音を立てて参考書が落ちていく
自分のやったことなのに苛立ちが込み上げてくる
そう 、私は現在中学3年であり受験生なのだ
私の家は学歴重視なので代々清北学院高等学校という名門中の名門校に通わなければならないという暗黙のルールがある
私の両親や祖父母も清北学院出身なので私が清北学院に行かないなどあってはならない
もちろん優遇制度なんてものはないので実力勝負
あれこれ考えるうちにため息がでた
その時、何やら階段を登ってくる足音が聞こえてきた
しまった!!!!
私は急いで床に落とした参考書を拾い、机の上にあたかも現在進行形で勉強していたかのように参考書を拾げ、勉強スタイルをとる
ガチャ













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!