『ともくんとあなたへ。
ともくん、ずっと前から貴方が好きでした。お祭りの時聞いたと思うけど改めて伝えたくて。だけど、私は貴方が幸せならそれで満足です。今まで、ウザ絡みしてごめんね。しっかりあなたを守って。泣かせたら承知しないから。
あなた、本当にごめんね。お互い違う形で会っていたら、友達になれたのかな。意地悪ばっかりして、ごめんなさい。それに、ありがとう。
二人とも、次会った時はちゃんと友達になってくれないかな。あと、二人ともお互い大好きなんだから、あまり自分を責めない方がいいよ!わたしがいえることじゃないかなっ。
また帰ってきたら、今度は友達として迎え入れてくれたら嬉しいな。またね。』
end..*
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。