第24話

story.24
600
2019/02/06 10:59
どれくらい時間が経っただろう。



美鈴ちゃんは泣き止んで、

2人で落ち着いてコーヒーを飲んでいた。





美鈴
美鈴
ごめんね。情けないとこ見せたね。
あなた

そんなこと…ないよ。


美鈴ちゃんはご馳走様とだけ言い、

自分のコップを洗った。




リビングのドアに手をかけ、


なにか言いたそうにこっちを見た。


美鈴
美鈴
……
あなた

美鈴ちゃん?

美鈴
美鈴
…あなた、ありがとね。コーヒー、美味しかったよ。
あなた

う、うん。


いきなり言われて戸惑うあたし。














美鈴
美鈴
またね。





それだけ言って部屋に戻った。





何かの違和感に気づいたけど
それがなんなのかも分からず、


あたしもコップを洗い部屋に戻った。









寝れないと思いながらベットに入ると、




あたしはいつの間にか寝ていた。


プリ小説オーディオドラマ