第8話

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2019/02/03 12:32
あたしは急いでトミーの部屋に行った。

あなた

トミー、開けるよ


開けるとトミーはベットに横になっていた。

トミー
トミー
あなた、鍵閉めろ。

言われた通りに鍵を閉める。

あなた

あの……トミー……

トミー
トミー
…ごめんな。辛いよな。もう少し辛抱できっか?

優しい声に戻ってて、

あたしの頭を優しく撫でてくれた。


あなた

…うん。頑張る。


泣きそうになって、
必死にこらえた。

トミー
トミー
おいで

そう言ってあたしをベットの中に入れる。

トミー
トミー
あなたに触れると落ち着く…

そう言ってあたしに絡みつく。

あなた

んっ…ちょっ……どこ触ってんの…

トミー
トミー
にししっ、さぁー?どっこかなー?

意地悪な笑顔で、

意地悪なことしてくる。

トミー
トミー
俺、あなたのことほんと好きだから。大好きだから。

そう耳元で言われて赤くなる。


トミーも鼓動早い。




赤いのかな。

あなた

あたしもっ


そして激しいキスをする。

あなた

んっ……ふぁ……

トミー
トミー
止まんなくなっていい?
あなた

き、聞かないでよっ…んんっ……


だんだん溶けていく。













ドンドン!!



ドアを叩く音が響いた。

美鈴
美鈴
ともくーん??みんなでゲームしよーー

タイミングが悪く、
美鈴さんが来た。

トミー
トミー
やだ
美鈴
美鈴
へー。じゃああなたちゃんさーがそっと。

まずい…今探されると……





そう思い焦ってると

トミー
トミー
あー、わかった!行くからリビング行ってろ!
美鈴
美鈴
やったぁ!待ってるねー

パタパタパタッ



足音が遠くなっていく。




行ったのかな?

トミー
トミー
ごめん、行ってくっから、あとから来て。

そう言ってトミーは部屋から出た。







寂しいな……




でも



仕方ないの…かな……


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