第101話

98(100話まで残り2話)
1,022
2021/01/08 13:15
おたく。
今日は、8日!!!
恋ちゃんの日!letsゴー!!←
恋 (レン)
恋 (レン)
いや、雑ない?


おたく。
身長は
恋 (レン)
恋 (レン)
165。もう少し伸びてほしいです。
おたく。
相棒は
恋 (レン)
恋 (レン)
凛に限る。
おたく。
思いっきり殴りたい人は
恋 (レン)
恋 (レン)
六つ子(^ - ^)
おたく。
兄に一言。
恋 (レン)
恋 (レン)
六つ子は、いい加減現実を見なさい。
凛、いつもありがと!
おたく。
彼氏ができたらどこに連れて行く?
恋 (レン)
恋 (レン)
いや、彼氏とか作ったらその人やられるぞ?
おたく。
あ、セコムが動くのは別として
恋 (レン)
恋 (レン)
まずさデートってどこ行くん?
おたく。
彼氏に求める条件
恋 (レン)
恋 (レン)
腐女子ってことを認めてくれて腐男子になってくれる人
おたく。
隠さない派の、恋ちゃんでした。










〜番外編・花咲病〜
花咲病…突如体から花が咲く。
    やがて、花に体を覆い尽くされる。
    花に栄養を取られるため、体は干からびる。






今私は、病院に居て入院している。

何故って?

花咲病を発症してしまったから。

珍しい病気なのです。

体から花が咲いて、花に栄養を吸い取られていて

前みたいに激しい運動をするとすぐ栄養不良で倒れてしまうので

運動が制限されてる。

これ、私にとって本当やばいこと(?)

私のストレス発散が、運動だったから、

今、ストレスが溜まりに溜まっている。



あ、でもね、最近新しいのを見つけた。

泣いたら結構楽になる。

てか、勝手に出てくる。

夜空を見ながら色々考えてると、出てくる。

辛いよね、病気。

おそ松
おそ松
やっほーい、恋ー、
恋 (レン)
恋 (レン)
今日は、おそ松なんだ。
おそ松
おそ松
なんだ、その顔は。
恋 (レン)
恋 (レン)
凛がよかった
おそ松
おそ松
しょーがねぇーだろ!
今日休み取れたの俺だけなんだからな!


そう、みんな働き始めた。 


私が会社をやめて生活できなくなったのと、

入院費や、なんやらで沢山お金が必要になるから。





迷惑かけてばっかだなぁ、
おそ松
おそ松
お、今日は綺麗な薔薇が咲いてる。
恋 (レン)
恋 (レン)
そーそー、腕に生えてきやがった。
おそ松
おそ松
これ、カラ松が喜ぶんじゃ
恋 (レン)
恋 (レン)
…そうかもねー。




みんな綺麗綺麗って、言うけどどこが綺麗なんだろ。

人の栄養を奪って咲いてきた花。

綺麗なわけがない。

皆、お世辞を言い過ぎだ。





また、孤独な夜がやってきた。


この時間は色々なことを考えてしまう。


私がいなくなった後の兄は、どうするのだろうとか。

私はいつ死ぬのだろうか。

最後は、おばあちゃんみたいにしわしわになって死ぬのか。

それだったら、このまま死にたいな。



病気になってから、ネガティブになったと思う。

病気の時こそ明るくならないといけないのになぁ。




すると、スマホから音が鳴る。

スマホを見ると、グループライフの知らせだった(?)
チョロ松
チョロ松
「今日は、3日連続のチャーハン」
トド松
トド松
「美味しいんだけどさー、
 朝昼晩3日連続チャーハンはきつい」
おそ松
おそ松
「うっさいわ!!だったら自分で作れよ!食うな!!」
十四松
十四松
「僕ずっとチャーハンでもいいよーぉ!!」
カラ松
カラ松
「明日は、俺が作ろう。」
一松
一松
「凛が一番上手じゃん、凛明日だけでいいから作ってよ」
凛 (リン)
凛 (リン)
「お断りします」
トド松
トド松
「お願い🥺🤲」
チョロ松
チョロ松
「お願い🥺」
恋 (レン)
恋 (レン)
「はよ、寝ろや」
十四松
十四松
「恋ちゃん、元気ー?!」
恋 (レン)
恋 (レン)
「元気元気」
一松
一松
「明日は僕が行くから」




こう言うのって、元気をもらうから本当助かる。


まぁ、こんな日が続くわけもなく、

花が咲く量が増え、栄養は吸い取られて行く毎日が続き

医師にもう長くはないでしょうと余命宣告されてしまった。
短すぎる人生だね。

やりたいこといっぱいあったのに、やりきれなかった。
最近は、みんなが揃って病室に来るようになった。
でも、私は眠気が凄いので来た時は寝ていることが多い。
丁度私が起きたタイミングで、兄たちが入ってきた。
トド松
トド松
ぁ、恋ちゃん久しぶり!
十四松
十四松
どぉーん!!!
一松
一松
落ち着け。
チョロ松
チョロ松
大丈夫?何か食べたいものある?
カラ松
カラ松
水飲むか?
おそ松
おそ松
おーおー、久しぶりだなー!
凛 (リン)
凛 (リン)
恋、僕会社を建てることになったんだ←
恋 (レン)
恋 (レン)
そっかー、ってえ?
久しぶりに会えた兄たちと沢山の話をしていたら

ドッと、体が重くなってまぶたが塞がっていく。

私の姿を見た、兄たちが医師を呼ぶ。

それを見て、私はもう死ぬんだなぁと思った。

どんどん下がってくるまぶたに逆らいながら、

最後の力を振り絞り声を出す。
恋 (レン)
恋 (レン)
兄さん、ありがとう。
私が、声を出すとみんながこっちを振り向く。
そして、手を握る。
恋 (レン)
恋 (レン)
大好き。
その言葉を言ったら、すとっと目が閉じて深い眠りについた。



その後、白い世界に連れて行かれた。

その世界で、遠くから


『俺たちも大好き』って聞こえた気がした。

その言葉に私は涙を流した。








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