第88話

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2020/12/30 07:08
松代が、居間に六つ子を集めた。
(高3双子は、横の部屋に待機)
(中1双子は、自分の部屋で勉強中)
居間に入った時は、めんどくさい気持ちがだだ漏れであったが、

松代が、いつになく真剣な顔だったため、六つ子たちに緊張感が走った
松代
母さん、何回も忠告したわよね?
松代の問いに誰も答えない。
松代
忠告を無視したから、恋に被害が出てることは知ってるわよね?
この、松代の言葉に伏せていた顔が勢いよく上がる
松代
その様子じゃ、知らなかったのね。
沈黙が流れた。



重い空気を突き破ったのは、長男おそ松だった。
おそ松
おそ松
で?なに。
おそ松
おそ松
俺らにどーしろと?
松代
……
おそ松は、足を崩しあぐらを掻き始めた。
おそ松
おそ松
俺らが、何しようが関係ないし。
恋が被害にあってる?そんなん、知らねーよ。
そんなんで、俺たち呼ぶなよ。うぜー。
トド松
トド松
ほんと、それ。
僕たちの貴重な、時間潰すとかうざすぎ。
一松
一松
凛が、怪我しようが、恋が怪我しようが、関係ないし。
もう、こんなことで呼ぶな。鬱陶しい。
そう言って、おそ松、一松、トド松が家を出た。
(余談だが、六つ子の中で反抗期が強かったのが上の3人だ)
松代
はぁ゛…、
残った松の、カラ松、チョロ松、十四松は走って居間を出て、
勢いよく階段を駆け上がり双子の部屋に入った。
そして、双子を抱きしめた。
恋(レン)
恋(レン)
え、どうしたの…?!
恋は、急に抱きしめられて混乱している
凛(リン)
凛(リン)
離せッ!!!(ドンッ)
凛は、兄を突き飛ばしている。
凛(リン)
凛(リン)
急に、なんだよ!!!キモい!!!←
恋(レン)
恋(レン)
ぇ?カラ松兄さん泣いてるの?大丈夫…?
カラ松
カラ松
…あぁ(泣)
大丈夫だ…、(ズビッ)
チョロ松
チョロ松
……(泣)
凛(リン)
凛(リン)
何、チョロ松も泣いてんの?
恋(レン)
恋(レン)
十四松兄さんも泣いてる…、
十四松
十四松
……(泣)
恋(レン)
恋(レン)
…ほんとにどうしたの?いつもの兄さんじゃないよ?
恋の目にどんどん涙が溜まっていく。
カラ松が、かすれた声で喋る
カラ松
カラ松
今まで悪かった。もう、2人を傷つけることはしない。
本当に、すまない。
恋の頬に、涙が流れる。

だが、喧嘩ばかりして恋に被害を出していることに
激怒していた凛が手のひら返しした兄にキツイ言葉を浴びせる(?)
凛(リン)
凛(リン)
何、うっざ。
急に部屋入ってきて、ごめんって、そんなんで許されたら警察いらねぇーよ。
凛の目に涙が、溜まっていく。

チョロ松
チョロ松
ギュッ)簡単に許してもらえないことはわかってる、
   だからこれからは全力で支えて守るね。
ずっと、恋を1人で守ってきた凛は緊張の糸が解けたみたいに大泣きした。
十四松
十四松
これからは、僕たちが全力で支えて守るっ!!!!




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おたく
おたく
Hi Siri、感動的シーンの書き方。






あ、そういえば吹き出しの色増えましたね!!!!

書いてる側からして、めっちゃ嬉しい😆


いやぁ、あと5話で1期おわりますねぇー。

1話〜89話は、本編で。

90話〜100話は、カウントダウン話ですね🥺

とても、書くのが楽しみです。
(書く内容は、リクエストもあるよ!)

本編では、書けないことを書くつもりなのでお楽しみに!
(みんながしてほしいことあればコメ欄に!)

高畑 達稀(タカハタ タツキ)
高畑 達稀(タカハタ タツキ)
ちわす。
高畑  奏多(タカハタ カナタ)
高畑 奏多(タカハタ カナタ)
んちは。
毎回後書きみたいなところで出てくる、高畑双子。

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