第5話

第5話
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2018/05/07 13:02
--シルクside--

帰宅後、皆と別れ、家路に着く
制服のまま布団へ横たわる


厨房から女の子が出てきた瞬間、心臓が熱くドキドキし始めた

周りがスローモーションになり、その子しか目に入らない

モトキの声でふと我に返り、大声で自分の名前を叫んだことが恥ずかしくなった

ハンバーグの味も、何の会話をしたのかも、どうやって帰ってきたのかもよく覚えてないが、あの子のことはよく覚えている

何で自分がこうなっているのかもよく分からない

考えても分からず、身支度を整え、夜のランニングへと出掛けた

外の空気は夏の割にはひんやりとし、火照った体を涼しくした

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