第7話

第6話
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2018/05/08 09:56
--美咲side--
昼休みになり、いつも1人になれる屋上へと向かおうとしたら、廊下から女子の叫び声が聞こえた

今日の扉が開くと、昨日の客がいた
ンダホ
おじゃましまーす!持倉美咲さん、いらっしゃいますかー?
名前が教室に響くと静まり返る
マサイ
えっ?いないの?いるの?
男子生徒
あそこの席の女
ぞろぞろと私の方へ向かってくる
美咲
(どうしよう…)
目の前に数人の男の子が囲む
ンダホ
美咲ちゃん!昨日はどうもー!
マサイ
なんか、昨日と雰囲気違うね
美咲
こんにちは…
周りの視線が痛くて、まともに前が見えない
ぺけたん
そうだ!俺らと昼食べに行こうよ
それとも、先約ある?
美咲
えっ?
そんなのないですよ…
ンダホ
んじゃ、決まりー!
と言い、私の手を引っ張り教室から飛び出す
教室の皆は唖然としていた
女子生徒
なんなのあいつ!
女子生徒
マジで後でしめるわ
そんな会話をしているのを知らず、不安とどこか期待を感じながら息切れをしながら廊下を走っている

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