ラムネを買いに、綺月の手を引きながら歩く智昭。互いに頬を赤らめながらまたも会話が途切れてしまう。
(久々とはいえ、あの態度がまずかったんだろうな…(ーー;))
(ちゃんと、コミュニケーションをとらないと…( •́ •̀ ;))
あのさ…
あの…
同時に声が重なる2人。
言えよ。
い、いえ!!智兄からどうぞ。
…俺と居ると気まずいのか?
えっ?
いや…明らかに、他の兄弟と比べて違うなって感じたんだよ。
あ、ご…ごめんなさいっ((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
いや、謝るなよ。
俺にも至らない点もあったと思うし…
((-ω-。)(。-ω-))フルフル…
ラムネ売り場に着くと、智昭は2人分のラムネを買う。
ほら。ラムネ。
あ、ありがとうございます^^*
ラムネを受け取って1口喉に流し込む2人。
んっ…!!
どうした!?
シュワシュワが…
( ´-ω- )フッ…≧(´▽`)≦アハハハ!!
(笑われた…(ーー;))
炭酸苦手だったのかよ…ꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ
…///(´,,•ω•,,` )
笑い終える智昭は、あの後お詫びにと綿あめを買って綺月に手渡したのだった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。