第3話

お昼寝のあの子
11
2020/12/30 07:19
ひとらんらん
ふぅーこのくらいかな
ひとらんらんです!
今は農場で仕事をしていたんだ
これから帰ろうと思うけど
少し庭のベンチに寄ってみようかな
ひとらんらん
良し
少し歩くと庭のベンチが見えてくる
ひとらんらん
よいしょと
ふー疲れたー
疲れを癒していると
後ろから
音が聞こえる
ひとらんらん
(侵入者か?)
刀を構えつつ後ろを眺めると
ほの(H)
ほの(H)
_([▓▓] ˘ω˘ )_スヤァ…
ひとらんらん
あれ
綺麗な顔して
お昼寝をしている
一般兵のあの子
ほの(H)
ほの(H)
んぁ?
パチクリ
こちらと目が合う
ひとらんらん
こんにちは
ほの(H)
ほの(H)
あっども
ひとらんらん
お昼寝?
トントンから怒られるよ?
ほの(H)
ほの(H)
...あーそうすね
怒られますね
じゃあそろそろ起きますわ
ひとらんらん
えっとー君はほのちゃんだったっけ?
ほの(H)
ほの(H)
はい
ほのです
呼び捨てて構いませんよ
慣れた動作で自己紹介をし
こちらを見つめる
ひとらんらん
仕事は?
ほの(H)
ほの(H)
終わらせました
明日の分もないので
特にやることないですね!
ひとらんらん
そう
お疲れ様
ほの(H)
ほの(H)
いえいえ
ひとらんさんもお疲れ様です
農場帰りですよね
今日は畑したんですか?
動物の世話をする予定でしたよね?
誰にもゆってない今日のスケジュール
なぜ
ひとらんらん
そう、だけど
なんで知ってるの?
ほの(H)
ほの(H)
いえ
いつも綺麗にしている
軍服が汚れてますし
畑をする時はジャージに着替えてると聞いたので
あと
勘ですよ
ひとらんらん
そっか
ドキリとした
この子はそんなことも当てれるのかと
ひとらんらん
いつも一緒にいる子達は?
ほの(H)
ほの(H)
あー
各々仕事とか
別行動です
いつも一緒にいる訳では無いんで
ひとらんらん
そうなんだね
あっ
奥から手を振りながらやってくるのは
我らがjkオスマン外交官
オスマン
やっほーめうー!
こんにちはめう!
ほの(H)
ほの(H)
(。・ω・)ノども
オスマン
ほのも休憩めう?
ほの(H)
ほの(H)
そうですね
することないんで
ひとらんらん
そうなんだ
そしたらお話しようか
ほの(H)
ほの(H)
いいですね!
オスマン
あの子たちとはどうやって出会っためう?
ほの(H)
ほの(H)
うーん
口でゆうと難しくなるんですけど
たまたま同じこと考えてたんかな
生きるために集まったって言うか
ひとらんらん
生きるため?
ほの(H)
ほの(H)
私は東洋の国で産まれました
ごく普通の一般家庭で
すぐ捨てられましたが...
それから生きるために
物だって盗んだし壊したし
人を騙したし

人を殺すことさえあった
だってそうしないと生きてけないから
殺さなきゃ殺される
殺る前に殺る
それがにちじょう
オスマン
...
ほの(H)
ほの(H)
そんな時
拾ってくれたのが黒
今の私になるための事を物をくれた
ひとらんらん
だからあんなに信用してるんだね
ほの(H)
ほの(H)
そうですか
返しても死んでも
返しきれない恩をくれたんです
オスマン
良かっためぅね
ほの(H)
ほの(H)
そういえば
私はこの軍に所属し
忠誠を誓ってますが
私は黒に拾われた身
黒からあなたがたを殺せと言われれば
いつだって殺してみせましょう

かの総統の命令でさえ
私の綺麗なの囁きには敵わない
ほの(H)
ほの(H)
あっ
でも信用してない訳じゃないですよ?
する時はします笑
まぁ今信用してるかと言われればしてないに入るんでしょうけどね


いつかあなた達のこと心から信用したいです
そんな日が来る時いいですね
ひとらんらん
...そう、だね
オスマン
そうめぅねー
ほの(H)
ほの(H)
黒が呼んでるので
お先に
慣れたお辞儀をし
手を振りながら帰っていく
耳には黒のピアスと瑞色のピアスが光る
瑞色はどこか狂気を覚える
ひとらんらん
結構悲惨なところにいたんだね
オスマン
どうりで笑顔に心が籠ってないめぅ
まぁ
信用されるまでかんばるめぅ!
ひとらんらん
うん
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