第6話

No.4 好きな人
1,351
2018/03/10 02:13
( ´-ω-)σ ピンポーン♪
優里亜
優里亜
あなた先輩!ピンポン鳴りましたよ!
あなた

え?ちょっと出てくるね

あなた

はーい

ンダホ
ンダホ
俺だよ!俺!
あなた

ダホちゃん?!

優里亜
優里亜
ンダホ様?!ンダホ様ですかぁ?!
あなた

どーぞ!

ンダホ
ンダホ
お邪魔しま〜す!
優里亜
優里亜
ンダホ様ぁ〜(抱きつく)
ンダホ
ンダホ
優里亜ちゃんこんにちは!
優里亜
優里亜
逢いたかったですぅ〜(´;ω;`)
ンダホ
ンダホ
俺も〜!
2人はいつもこんな感じ...

でも...
あなた

2人とも好きなの??

って聞くと
2人
違う!ただの友達!!
って必ず返ってくる...苦笑
あなた

ふーん笑

優里亜
優里亜
んで、ンダホ様はなぜあなた先輩の家に??
ンダホ
ンダホ
あ、えっとさーこれ、見てくれない?
優里亜
優里亜
なんですか??
ダホちゃんはそう言って机の上に

1枚の手紙らしきものを置いた。
あなた

まさかこれって...

ンダホ
ンダホ
人生初のラブレターみたい笑笑
優里亜
優里亜
(・д・)ポカーン
あなた

中身は見たの??

ンダホ
ンダホ
ちょっと怖くてまだ見てないんだよね笑
優里亜
優里亜
だ、誰からのですかね?
ンダホ
ンダホ
多分開かないとわからない...
あなた

開けてみようよ!

そう言うとダホちゃんはそーっと手紙を開いた。

ダホちゃんは手紙のなかをみると目を大きく開いた
あなた

誰から??

ンダホ
ンダホ
やーばい...凜々夢先輩だ
あなた

え...?

凜々夢先輩ってシルクが好きな...

シルクの好きな人だ...
優里亜
優里亜
凜々夢先輩...私の中学校でも有名なので知ってますよ...
あなた

ダホちゃんどうするの...?

ンダホ
ンダホ
俺、凜々夢先輩そんなにタイプじゃないんだよね〜
優里亜
優里亜
ってことは??
ンダホ
ンダホ
明日ふっとくよ。ちゃんと返事する
それからは3人でずっと話して

あっという間に優里亜ちゃんの門限時間になったから

みんな解散した。


ダホちゃんが凜々夢先輩を断って少し安心した、

馬鹿な私がいた。
【翌日】
シルク
シルク
あなた〜!
あなた

シルク...?

シルク
シルク
早くしろ!!遅刻するだろ!!
時計をみるともう7時30分過ぎだった
あなた

やっば!ちょっと待って!

シルク
シルク
早くしてよ〜
【あれこれして約15分後】
あなた

終わった!!

シルク
シルク
猛ダッシュするしかねぇ。笑
あなた

走れ〜!!

私とシルクが教室に入ると

一斉にみんなの視線が私たちに向けられた。
あなた

な、なに?

モトキ
モトキ
知らないの?
あなたとシルクが付き合ってるって噂がめっちゃ広まってるんだよ
シルク
シルク
はぁ?!
男子A
くそ〜あなたにも彼氏がいたのかよ〜!
女子A
シルクなんでこんな子なの?!
あなた

違うよ!付き合ってなんか...

シルク
シルク
そうだって!ただの幼なじみだから!
【ズキンッ】
あなた

なんで...(ボソッ

シルク
シルク
え?
あなた

幼なじみだからって言い訳しないでよ。

シルク
シルク
は?え?あなた?
あなた

毎回毎回幼なじみだからって言い訳していいとでも思っ...?!

この瞬間は何が何だか分からなかった。


私は『幼なじみ』の言葉が嫌い。

だからなんか、急に怒ったみたい。

でもそれ以上に驚きがあった...
気づいたらもっきゅんに抱かれていたんだもん。
モトキ
モトキ
そんなに怒らないでよ。あなたには俺がいるじゃん。ね?
女子A
どういうことなの?!
男子A
あなたモトキと付き合ってるのかよ〜
あなた

もっきゅん...?

私は安心感でいっぱいだった。

でも、それ以上に、

もっきゅんが私に抱きついたときの

シルクの表情が忘れられない。

だって...
【泣いていたから...】

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