第3話

新たな出会い
3,421
2022/07/16 00:49
サトシが旅にでて2日目に一通の手紙が届いた
ミカエル
ミカエル
おや?これはこれは
早くレティーお嬢様に持っていかなくては
コンコン)ドアの音
ミカエル
ミカエル
レティーお嬢様私です。
ミカエルです入ってもよろしいですか?
レティー
レティー
えぇ入ってきて構いませんわ
ミカエル
ミカエル
失礼いたします
ミカエル
ミカエル
おや?
ライあなたもいたのですか?
ライ
ライ
まぁ僕はレティーの専門執事だからね
レティーに頼まれて紅茶を淹れてきたの
ミカエル
ミカエル
はぁ…レティーではなく
レティーお嬢様です
ライ
ライ
別にどっちでもいいじゃん
ミカエル
ミカエル
どっちでも良くないから言ってるのです
レティー
レティー
うふふ
流石兄弟ですわね?
ミカエル
ミカエル
…⁉︎
申し訳ございませんレティーお嬢様
ライは後で私の方から注意しときますので
レティー
レティー
いいえ気にしてないですわ
それより何かありまして?
ミカエル
ミカエル
そうでした
レティーお嬢様にお手紙です
レティー
レティー
あら?
もしかして?
ミカエル
ミカエル
では私は手紙をレティーお嬢様にお渡ししましたので失礼いたします
ライあなたもきなさい手伝って欲しいことがありますので
ライ
ライ
はーい
わかったよ兄さん
ミカエル
ミカエル
では失礼いたします
ライ
ライ
失礼します
そう言って二人は出ていった
残されたレティーは一人で手紙の内容を読んだ
サトシ
サトシ
レティーへ
元気か?俺だサトシだ!
手紙になんで書くか迷ったんだか話したいって思ったことが2つあったからそれについて手紙にしようって思ったんだ!
一つ目は最初のポケモンピカチュウと仲良くなったんだ最初は言うこと聞かないしダメだったけどあることがきっかけで仲良くなったんだあることはまた後で手紙に書いて送るな
二つ目は新しい旅の友達ができたんだ!名前はタケシって言って料理が上手なんだ!俺タケシと旅ができて楽しいんだ!レティーにもこの想い届くといいなまた手紙出します
                サトシより
レティー
レティー
うふふ
そんなことになってたの?
レティー
レティー
サトシらしいわね?
レティー
レティー
レティー
レティー
羨ましい…
レティー
レティー
私にも大切だと思えるポケモンがいればいいのかしら?
レティー
レティー
少し外にでも出てみましょか?
レティーはサトシの手紙を持って薔薇園へ向かった
薔薇園にて
レティー
レティー
サトシ楽しそうですわね
羨ましいですわ
レティー
レティー
私にもポケモン欲しいですわ
レティー
レティー
でも私にはいない
サトシにあって私にはないものですわ
レティー
レティー
はぁ…
レティーはため息をつきながら薔薇園の薔薇の中に座っていた
レティー
レティー
私にも頼れるパートナーがいれば一人にならないのかしら?
レティーの両親は元トップコーディネーター&ポケモントレーナーだったしかも両親とも知らない人はいないぐらいの有名人だった
両親はいろんな島や町を回っているためいつもポケモンは連れていっていたもちろんレティーも
だか両親はポケモンを持っていて一人ではなかったがレティーはポケモン大好きでも持ってはなかったレティーの中では悔しい気持ちがあった
レティー
レティー
こんなこと考えてはダメですわね
レティー
レティー
私はお父様 お母様 ライ ミカエルがありますのだから寂しくなってありませんわ
レティー
レティー
気をたしかにもちなさいレティー
あなたにはいつか最高のパートナー達と出会える日が来るわそれまでにもっとポケモンのことについて知らなくてはいけないでしょ?
レティー
レティー
挫けないのよレティー
レティーは自分にそう言い聞かせて薔薇の中から立って歩こうとしていたその時
ガサガサ)薔薇達が揺れている
レティー
レティー
えっ?なんなのですの?
今日は風がないのにおかしいですわ
レティーの近くの薔薇達は風が吹いてないのに揺れている
レティー
レティー
怖いですわ
レティーがそう言った時薔薇の中から出てきたのは…
リオル
リオル
レティー
レティー
えっ?
ポケモン?
黄色いポケモンだった

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