第17話

幼馴染の旅で告白者と遭遇!?
1,997
2022/07/16 01:57
サトシ達が旅を始めて数日がたった
カスミ
カスミ
あぁー
レティー今頃なにをしてるのかしら?
タケシ
タケシ
元気にやってるじゃないのか?
サトシ
サトシ
俺もそう思うぜ
カスミ
カスミ
サトシあんたはのんきね
サトシ
サトシ
えっ?
カスミ
カスミ
もしかしたらレティー
取られるかもしれないのに…
タケシ
タケシ
どう言うことだ?
カスミ
カスミ
実はね…
カスミはタケシだけにレティーとの会話を話した
タケシ
タケシ
あぁ〜
カスミ
カスミ
もしかしたらイケメンかもしれないじゃない?
カスミ
カスミ
そうしたらサトシはただの幼馴染になるじゃない?
タケシ
タケシ
たしかにな
タケシ
タケシ
サトシは自分の気持ちに気づいてないからな
タケシ
タケシ
手強いぞ
カスミ
カスミ
でしょー?
サトシ
サトシ
おい!
なんの話してるんだよ
カスミ
カスミ
なんでもないわ
サトシ
サトシ
……
そんな会話を3人でしながら歩いていると…
サトシ達はロケット団のポケモン強奪に遭遇していた…
そこで知り合った同じポケモントレーナーヒロシと仲良くなっていた
ポケモン強奪の件が方をついてサトシ達はヒロシと一緒にポケモンセンターにいた
サトシ
サトシ
ヒロシのレオン本当に強いな
ヒロシ
ヒロシ
そんなことないよ
サトシのピカチュウだって強いじゃないか
カスミ
カスミ
そんなことないのよ?
幼馴染には負けたもんね?
サトシ
サトシ
それを言うなよ!
ヒロシ
ヒロシ
へぇー?
サトシには幼馴染がいるんだ
サトシ
サトシ
あぁ
そうなんだぜ!
カスミ
カスミ
とっても可愛い子なのよ
ヒロシ
ヒロシ
へぇー
会ってみたいな
サトシ
サトシ
今度
合わせてやるよ!約束な
ヒロシ
ヒロシ
うん
約束ね
カスミ
カスミ
ヒロシくんて絶対にモテるでしょ?
ヒロシ
ヒロシ
えっ!?
そんなことないよ
タケシ
タケシ
たしかにサトシとどこか似てるけど
とてもいい子だからモテそうだな
カスミ
カスミ
もしかして誰か好きな人がいたりして?
ヒロシ
ヒロシ
……
タケシ
タケシ
もしかして
図星だったか?
ヒロシ
ヒロシ
うん…
いるよ…好きな人
カスミ
カスミ
へぇー?
どんな人?
ヒロシ
ヒロシ
会ったのは一回だけなんだ
ヒロシ
ヒロシ
初めて会った時に知り合って…仲良くなって…
遊んだ仲なんだ…世に言う一目惚れってやつ
タケシ
タケシ
そうなのか
カスミ
カスミ
ロマンチック
ヒロシ
ヒロシ
その子が…
街に帰るって聞いて急いで追いかけたんだ…
ヒロシ
ヒロシ
もう会えないって思ったら告白してた
ヒロシ
ヒロシ
でもその子から返事をもらう前に帰っちゃったんだ
ヒロシ
ヒロシ
帰るちょっと前にその子から渡されたんだ…
そう言ってヒロシがうちポケットから出したのは小さな紙切れだった
タケシ
タケシ
それは?
ヒロシ
ヒロシ
その子からもらったモノなんだ
ヒロシ
ヒロシ
その子が帰る時に名前だけでも教えるって紙に書いて渡してくれたんだ
ヒロシ
ヒロシ
その時その子がこんなこと言って僕の前から去って行ったんだ
ヒロシ
ヒロシ
「もし…私への気持ちがポケモントレーナーになった後でも冷めなければその紙に書いてある名前の人物を探して私に会いに来てって
その時には私を惚れさせるように頑張って」て言ってたんだ
タケシ
タケシ
すごいな
カスミ
カスミ
へぇー
すごいロマンチック!素敵だわ
タケシ
タケシ
その紙にはなんて書いてあるんだ?
ヒロシ
ヒロシ
その子が言うには自分の名前って言ってたんだ
カスミ
カスミ
じゃあそのことは会えたの?
ヒロシ
ヒロシ
いいや
会えない…旅をしながら探しているんだけど見つからないんだ
タケシ
タケシ
そうか
カスミ
カスミ
辛いわね
サトシ
サトシ
絶対に会えるさ!
その子に
ヒロシ
ヒロシ
サトシ
サトシ
サトシ
だってヒロシがそんなに探してるんだぜ?
絶対に会えるよ!
カスミ
カスミ
サトシたまにはいいこと言うじゃない
ヒロシ
ヒロシ
ありがとう…
サトシ
タケシ
タケシ
もしかしたら俺たちがどっかであってるかもしれない…
もし迷惑ではなかったら名前だけでも教えてくれないか?
カスミ
カスミ
そうね
もしかしてこころ他ありあるかもしれないし
ヒロシ
ヒロシ
いいの?
カスミ
カスミ
もちろん
タケシ
タケシ
あぁ
いいとも
サトシ
サトシ
あぁ
いいぜ友達のヒロシには助けてもらったしな協力させてくれ!
ヒロシ
ヒロシ
ありがとう
カスミ
カスミ
じゃあ
名前教えてもらえる?
ヒロシ
ヒロシ
うん
ヒロシはそう言うとサトシ カスミ タケシの前に紙を見せた…
そのに書かれていた名前は…
カスミ
カスミ
「レティーグレイ」
タケシ
タケシ
えっ?
レティーって
サトシ
サトシ
えぇ!
ヒロシが探してるのってレティーだったのか!?
ヒロシ
ヒロシ
えっ?
みんな知ってるの?
カスミ
カスミ
もちろんよ
カスミ
カスミ
レティーは私の親友でサトシの幼馴染なのよ
ヒロシ
ヒロシ
えぇ!
サトシの幼馴染ってレティーだったの!?
タケシ
タケシ
まさかヒロシが探してるのって…
レティーだったのか
ヒロシ
ヒロシ
まさか…
こんなところでレティーの知り合いに出会えるなんて…
ヒロシ
ヒロシ
ずっと探してたから
少しでも手がかりが見つかってよかった…
ヒロシはそう言うと少しだけ泣いていた
カスミ
カスミ
ヒロシくんてポケモンリーグに出る予定?
ヒロシ
ヒロシ
えっ?
それはもちろんそうだけど
カスミ
カスミ
レティーが言ってたの
サトシがポケモンリーグに出る時は家族で応援に来るって
ヒロシ
ヒロシ
!?
カスミ
カスミ
だからポケモンリーグへの挑戦権獲得してレティーに会えばいいじゃない
タケシ
タケシ
たしかにな
サトシ
サトシ
そうだな一緒にポケモンリーグ出ようぜ!
ヒロシ!
ヒロシ
ヒロシ
ポケモンリーグに出れればレティーに会える…
ヒロシ
ヒロシ
うん!
僕ポケモンリーグの挑戦権必ずゲットしてみせる!
サトシ
サトシ
あぁ!
ヒロシお互いに頑張ろうな!
ヒロシ
ヒロシ
うん
負けないよ?サトシ
ヒロシは新たな決意と好きな人の手がかりを掴めたことでポケモンリーグへの気持ちを新たにさせていた
サトシ達はヒロシと別れまた旅を始める
ヒロシ
ヒロシ
サトシ君には絶対に負けない…
ポケモンリーグでもそしてレティーのことでも…
ヒロシは別れたサトシ達の背中を見ながらそう言った
そしてヒロシも歩き出した
やっと見つけた手がかりとそして目標へ向かうために

プリ小説オーディオドラマ