サトシ達が旅を始めて数日がたった
あぁー
レティー今頃なにをしてるのかしら?
元気にやってるじゃないのか?
俺もそう思うぜ
サトシあんたはのんきね
えっ?
もしかしたらレティー
取られるかもしれないのに…
どう言うことだ?
実はね…
カスミはタケシだけにレティーとの会話を話した
あぁ〜
もしかしたらイケメンかもしれないじゃない?
そうしたらサトシはただの幼馴染になるじゃない?
たしかにな
サトシは自分の気持ちに気づいてないからな
手強いぞ
でしょー?
おい!
なんの話してるんだよ
なんでもないわ
……
そんな会話を3人でしながら歩いていると…
サトシ達はロケット団のポケモン強奪に遭遇していた…
そこで知り合った同じポケモントレーナーヒロシと仲良くなっていた
ポケモン強奪の件が方をついてサトシ達はヒロシと一緒にポケモンセンターにいた
ヒロシのレオン本当に強いな
そんなことないよ
サトシのピカチュウだって強いじゃないか
そんなことないのよ?
幼馴染には負けたもんね?
それを言うなよ!
へぇー?
サトシには幼馴染がいるんだ
あぁ
そうなんだぜ!
とっても可愛い子なのよ
へぇー
会ってみたいな
今度
合わせてやるよ!約束な
うん
約束ね
ヒロシくんて絶対にモテるでしょ?
えっ!?
そんなことないよ
たしかにサトシとどこか似てるけど
とてもいい子だからモテそうだな
もしかして誰か好きな人がいたりして?
……
もしかして
図星だったか?
うん…
いるよ…好きな人
へぇー?
どんな人?
会ったのは一回だけなんだ
初めて会った時に知り合って…仲良くなって…
遊んだ仲なんだ…世に言う一目惚れってやつ
そうなのか
ロマンチック
その子が…
街に帰るって聞いて急いで追いかけたんだ…
もう会えないって思ったら告白してた
でもその子から返事をもらう前に帰っちゃったんだ
帰るちょっと前にその子から渡されたんだ…
そう言ってヒロシがうちポケットから出したのは小さな紙切れだった
それは?
その子からもらったモノなんだ
その子が帰る時に名前だけでも教えるって紙に書いて渡してくれたんだ
その時その子がこんなこと言って僕の前から去って行ったんだ
「もし…私への気持ちがポケモントレーナーになった後でも冷めなければその紙に書いてある名前の人物を探して私に会いに来てって
その時には私を惚れさせるように頑張って」て言ってたんだ
すごいな
へぇー
すごいロマンチック!素敵だわ
その紙にはなんて書いてあるんだ?
その子が言うには自分の名前って言ってたんだ
じゃあそのことは会えたの?
いいや
会えない…旅をしながら探しているんだけど見つからないんだ
そうか
辛いわね
絶対に会えるさ!
その子に
サトシ
だってヒロシがそんなに探してるんだぜ?
絶対に会えるよ!
サトシたまにはいいこと言うじゃない
ありがとう…
サトシ
もしかしたら俺たちがどっかであってるかもしれない…
もし迷惑ではなかったら名前だけでも教えてくれないか?
そうね
もしかしてこころ他ありあるかもしれないし
いいの?
もちろん
あぁ
いいとも
あぁ
いいぜ友達のヒロシには助けてもらったしな協力させてくれ!
ありがとう
じゃあ
名前教えてもらえる?
うん
ヒロシはそう言うとサトシ カスミ タケシの前に紙を見せた…
そのに書かれていた名前は…
「レティーグレイ」
えっ?
レティーって
えぇ!
ヒロシが探してるのってレティーだったのか!?
えっ?
みんな知ってるの?
もちろんよ
レティーは私の親友でサトシの幼馴染なのよ
えぇ!
サトシの幼馴染ってレティーだったの!?
まさかヒロシが探してるのって…
レティーだったのか
まさか…
こんなところでレティーの知り合いに出会えるなんて…
ずっと探してたから
少しでも手がかりが見つかってよかった…
ヒロシはそう言うと少しだけ泣いていた
ヒロシくんてポケモンリーグに出る予定?
えっ?
それはもちろんそうだけど
レティーが言ってたの
サトシがポケモンリーグに出る時は家族で応援に来るって
!?
だからポケモンリーグへの挑戦権獲得してレティーに会えばいいじゃない
たしかにな
そうだな一緒にポケモンリーグ出ようぜ!
ヒロシ!
ポケモンリーグに出れればレティーに会える…
うん!
僕ポケモンリーグの挑戦権必ずゲットしてみせる!
あぁ!
ヒロシお互いに頑張ろうな!
うん
負けないよ?サトシ
ヒロシは新たな決意と好きな人の手がかりを掴めたことでポケモンリーグへの気持ちを新たにさせていた
サトシ達はヒロシと別れまた旅を始める
サトシ君には絶対に負けない…
ポケモンリーグでもそしてレティーのことでも…
ヒロシは別れたサトシ達の背中を見ながらそう言った
そしてヒロシも歩き出した
やっと見つけた手がかりとそして目標へ向かうために
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