第24話

告白そして恋人へ
1,337
2022/11/25 23:39
レティーが紙を渡したその日の夜
レティーとヒロシはレティーの指定にあった夜景が綺麗な場所に来ていた
レティー
レティー
……
ヒロシ
ヒロシ
……
2人はなにも会話をしないまま夜景を見ていた
レティー
レティー
あっ…あの
ヒロシ
ヒロシ
!?
ヒロシ
ヒロシ
どうしたの?
レティー
レティー
今日の戦いすごかったですわ
ヒロシ
ヒロシ
ありがとう…
レティー
レティー
私約束しましたよね?
ヒロシ
ヒロシ
えっ?
レティー
レティー
リーグが終わるまでに私をあなたに夢中にさせてっと
ヒロシ
ヒロシ
あぁ
言ってたね…
レティー
レティー
でもまだ
リーグは終わってないですわ
ヒロシ
ヒロシ
うん
レティー
レティー
でも…
もう待てないことが分かってしまいましたの
ヒロシ
ヒロシ
えっ?
レティー
レティー
本当は…
リーグが終わるまで待つ予定でしたわ
ヒロシ
ヒロシ
ヒロシはレティーの話を静かに聞いていた
レティー
レティー
でも…
それだと私がどうにかなにそうで待てませんの
ヒロシ
ヒロシ
!?
ヒロシ
ヒロシ
それは…どういう?
レティー
レティー
あなたがいったのでしょう?
いいえヒロシ様あなた様がおっしゃられたことですのよ?
レティー
レティー
夢中にさせると絶対にと
ヒロシ
ヒロシ
!?
レティーはそういうと泣いていた
ヒロシ
ヒロシ
レティー…?
レティー
レティー
待てませんの
ただレティーはそれしかいえなかった自分の感情に整理がついてなくなおかつ今すぐにでも言わないと苦しくなってしまうからだ
レティー
レティー
もう…
返事をしますわ
ヒロシ
ヒロシ
……ッ
レティー
レティー
もう
私は待てないですの
そう言うと静かに夜景から視線を逸らしヒロシを見た
そしてゆっくりとヒロシに近づいた…
ヒロシ
ヒロシ
レティー…?
ヒロシがレティーの名を読んでいる…
でも…
レティーは聞かないふりをして静かにヒロシに近づき少し背の低いレティーが背伸びをしそして…
そのまま
レティーはゆっくりと目を閉じてヒロシの口をレティーの口で静かに塞いだ
レティー
レティー
ヒロシ
ヒロシ
…!?
ヒロシは今自分がなにをされているのか理解が追いついてなかった
だけどレティーにキスをされていることは理解していた…
2人がキスをしている時まるで時が止まっているかのように静まりかえっていた
レティー
レティー
はぁ…
レティーは静かに口を離した…
ヒロシ
ヒロシ
レティー…?
今のは…
レティー
レティー
まだ
理解してませんの?
レティー
レティー
もう…
どうすれば…?ヒロシ様は気づいてくださいますの?
ヒロシ
ヒロシ
!?
その言葉でヒロシはようやくわかった
レティーは自分のことを好きになってくれたことに…
ヒロシ
ヒロシ
ヒロシ
ヒロシ
本当に…
僕なんかでいいの?
レティー
レティー
あなたがいいのですわ
ヒロシ
ヒロシ
…ッ
レティーはヒロシの質問に微笑みを浮かべながらそう答えた
ヒロシ
ヒロシ
……
そしてヒロシはレティーの前でもう一度言った…
ヒロシ
ヒロシ
レティーグレイさん
僕はずっとあなたが好きでした…
誰よりも…もしこんな僕でよければ付き合ってください
ヒロシはレティーにもう一度告白をした
レティー
レティー
はい!
もちろんですわ!よろしくお願いします
ヒロシ
ヒロシ
!?
ヒロシ
ヒロシ
ありがとう
ヒロシはレティーの返事にありがとうといたまた後今度はヒロシからレティーに近づきもう一度キスを交わした
レティー
レティー
ヒロシ
ヒロシ
今度はどちらか一方ではなく
お互いが求めてしたキスだった
そしてリーグが開幕を閉じると同時に
1人の新しいカップルが誕生したのだった

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