第110話

🐯
2,081
2020/11/14 09:20
                                                     






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     
全てを話し終わった時




おっぱの表情は険しく、





何かを考え込んでいるようだった









hana
hana
  どうしたの、?  







と、私が問いかけるのと同時に






がしっ と 両肩を掴んできたんだ










🦊
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  ほんっと馬鹿だよ、 
hana
hana
  え、?  
🦊
🦊
  じみんの事、本当に好きなの?  
hana
hana
  いや、だから  
好きになりたいと思って…
🦊
🦊
  じゃあ一度でも  
ときめいた事があった?
hana
hana
  …っ  








ときめいた事 、、 ?





考えても何も出てこなかった .









🦊
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  そうやって考え込むってことは  
無いんでしょ ?
hana
hana
  でも …、 
こんな事ないんだもん
hana
hana
  じみんくんは涙を流してまで 
私の事を想ってくれるんだよ …?
🦊
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  だからって好きでもない人と  
付き合い続けるの ?
🦊
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  そんなのはなが辛いだけだろ ?  
hana
hana
  …  だって 、  
                                                     








🦊
🦊
  それに、  
                                                     





















🦊
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  好きな人が他に居るんじゃないの?  
hana
hana
  … それは 、













私の好きな人 …



テヒョン氏がお兄ちゃんだって事は話していなかった










🦊
🦊
  最近のはな可笑しいよ  
hana
hana








そう言っておっぱは2階へ上がっていく










hana
hana
  待って …!  








その後を追いかけて






おっぱは私の部屋の前で足を止めた











🦊
🦊
  全部知ってるんだから  
hana
hana
  だめ …!!  








躊躇なくドアを開け、ズカズカと入っていくおっぱ









私の部屋には、



テヒョン氏の現像した写真、高いカメラが隠されている















隠し場所をあまり見ないように 目線を下に下げた










でもおっぱは何でも知ってたんだ















🦊
🦊
  この写真、何?  










顔を上げると ..




おっぱは大きなフォトアルバムを片手に






もう片方の手で大量の写真を手にしていた




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