第3話

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2021/04/02 23:00








あなた「グスッ…ふぇっ…ヒクッ…」
ジェシーの隣で号泣してるのは紛れもなく


可愛い涙脆いジェシーの彼女のあなたで


恋愛映画見て泣いています。
ジェス「もう、そんな泣くなよw」
ジェシーも涙脆いけど、あまりにもあなたが泣くから涙も涸れたらしい。


泣いているあなたを見ながらこんな可愛い姿

外の奴らに見せてたら大変だったって思いながら

家デート(映画)にしてよかったと

ほっとしているジェシーに

あまりにも涙が止まらないのか




あなた「ジェシっ…あの子、可哀想っ…」
ってジェシーの服をつかみながら泣き顔見せないように


下向いて訴えかけるあなたはとっても可愛くて
ジェス「可哀想だね??」
ってニヤニヤ堪えながら撫でるジェシーはあなたのこと本当に大好きなんです。
元々あなたは人の感情にのめり込みやすい性格のようで



すぐに泣いてしまったり直ぐに怒ってしまうことはたまにある
でもそんな性格のあなたはほんっっとうに可愛くて


彼女になってくれてありがとうと毎日伝えているジェシー。








暫し見ていると熱いシーンになりキスをしだした


あなたは興味深そうにそれを真剣に見ている


俺とする気はない?とか言いたいジェシーだけどぐっと堪える。




平常心平常心。と心に言い聞かせる。








そして映画は無事見終わり
あなた「この映画面白かったね!」
って泣き跡が少しある可愛い顔がこちらを向いていて


ジェシーには嫌でも眩しく見える
ジェス「HEHEーwそうだねっw」
なんで笑ってるのと不思議そうな顔をしてDVDを直して


ジェシーの横に座るあなた。
けど、いつもとあなたの様子が違う



あなた「ねぇ、ジェシー…?」
ジェス「どうしたの?」
あなた「ん…」
目を瞑って口を閉じて
ジェシーを待っているあなたはとても可愛くて、


ジェシーの顔も少し赤らめていく。
ジェス「可愛すぎっ…//」
そう言いながらあなたの頬に大きな片手を添えて


あなたってこんな小顔なんだなんて確認しながら


唇が触れ合う
ジェス「あっ!!!!」
あなた「どうしたの?」
ジェス「写真撮っておけばよかった……」
なぜ?と言いながらキョトンとするあなたは



頭を抱えながら残念がるジェシーに




追い討ちをかけるように
あなた「ねえ、ジェシー、もっかいしましょ?」
ジェス「へっ?!」
自分の両頬に両手を添えながらあなたの方に驚いた表情を見せる
あなた「その…キス…したら
   もっとジェシーのこと愛おしく…なったの…//」







どこまでも純粋なあなたにジェシーは応えるように



それから毎日かかさずキスするようになった事はまた別の話

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