あなた side
朝の眩しい光で目が覚めた私は隣にいるたかを見て頬を緩める
「ふふっ」
ツルツルなほっぺたにぷるぷるの唇
すべてが可愛くって、思わずにやけてしまう
その可愛い頬に優しく口付けをした
『んぅ、』
その後、私は洗面所へ向かった
顔を洗って、保湿クリームをした
そして歯ブラシをくわえて磨いていると…
『あなたっ、』
後ろからギュッと抱きしめられた
「ん、たか起きたの、?おはよ、」
『ぅん、』
『寂しかった……((ボソッ』
「ん、?ごめん、聞こえなかった」
『……寂しかったの!』
照れ隠しなのか私の背中に顔を埋めるたか
「ふっ、ちょっとの間しか離れてないよ、?」
『…んーん、、いや、離れちゃ、ぃやっ!』
『ずっとこうしとくの…』
「ふーん、」
『なぁに…?』
「んーん、何もないよ」
ぷくっと唇を出してはてなの顔をするたか
『ねぇ、』
「ん?」
『こっち …』
「え?」
『…こっち、!あなた、こっち向いて…』
ずっとバックハグ状態だったから向かい合ってハグしたかったみたい
「ん、」
『っ//』
恥ずかしがってこっちを向いてくれない
「たか、?こっち向いて?」
『やっ、』
「何、?恥ずかしいの、?笑」
『っ…っ違うもん!』
「ふーん…笑」
少しクシャッとしてて柔らかいたかの髪をなでる じゃあ思った通りニコニコ笑顔でこっちを向いた
「あらぁ、、かわいっ」
『かわいって言われるのやっ!
もうたかくんすねたもん…!ずっとずっとぎゅーしとくもんねぇ!』
「ごめんごめん笑」
『いや!』
最近いやいやってわがままなたか、ほんとの子供かもしれない…笑
また次の投稿で…!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。