第3話

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2018/02/05 08:24

不幸は続くものだって知ってる。もう慣れっこ
自分でも驚くほど痛みも何も感じなくて、寒い帰り路につけば、どっと押し寄せる寂しさ。
隼に会いたい。隼の珈琲が飲みたい。隼の顔がみたい。隼の胸に飛び込みたい。隼の温もりが恋しい。
溢れてくる想いと気付けば頬を流れ、止まらない涙。

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