屋上へ行くと、聞こえてきたのは
鈴華がおれのことを好きだっということだった。
おれはあの時のことで頭がいっぱいになって、その場からにげたした。
noside
亮はどうすればいいか悩んだ。
悩めば悩むほどほどあの悪夢が思い出される。
そして亮は考えた。
「おれから感情を捨てよう、、」
それが1番楽に思えた。
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「亮君のことが好き」
鈴華は玲於に打ち明けた…
1番聞きたくなかった言葉だ。
「そーなんだ。」
「うん。ところで玲於の話ってなに?」
「ううん。何でもない。」
俺はその時打ち明けられなかった。
なんて情けないやつなんだ…
でも俺は鈴華を諦めたりなんかしない。絶対に…
そして、亮と玲於はそれぞれの決意を固めたのだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。