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第7話

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2018/04/11 08:29
鈴華said
昨日、玲於に私が亮君が好きな事を伝えた。その時の玲於の顔…なんか気になったなぁ…悲しそうになったと思ったら急に男らしくなったような?そんな感じ…なんなんだろう?…んー、ま、いっか!それよりも亮君、今日も学校で会えるかなぁ?そう思っていると亮君をみつけた。
(あ!亮君だー!)
私は嬉しくて亮君に声をかけた…でも…
「おはよー!亮…君?」
そこにいたのは感情が目にこもってない亮君だった
「あぁ、君は昨日の…おはよう」
亮君はいつもと同じように笑顔で挨拶してくれた。…でも何となくわかる、この笑顔は…作り笑顔だ…
え?なんで?どうして私にそんな顔をするの?
「…亮…君?どうしたの?」
「…べつに?どうもしないよ」
そう言って亮君は学校の中に入っていった。
「…亮君」
「おいーす、鈴華…どうしたんだ!?そんな顔して!」
「…ねぇ、玲於」
「ん?どした?」
「亮君って女の子、キライ?」
「んー、そんなことないと思うぜ?あー、でもあいつ昔付き合ってた女の子がいたんだけど別れて以来女の子と付き合おうとしないんだよなー」
(昔付き合ってた女の子…その人に何か聞けば!)
「なぁ、鈴華!今度俺と一緒に…」
「ねぇ!!玲於!!その人の名前何て言うの!?」
「…な、なんだよ急に…え~とたしか…」

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