と…ふとした瞬間。
鈴華「うわぁっ!!!」ズルッ
やばっ!!階段が…滑っ……!
パシッ!
亮「君、大丈夫?」
え…?
鈴華「え、、!あ、えっと、だっ、大丈夫!
ありがとう!!」
ま、まさか亮…くんが…助けてくれるなんて。
まだ話したこともないのに!!!
亮「気をつけてね?あ、でも俺もここつまずきそうになったんだけどね!苦笑」
な…なんと…イケメンスマイルぅうう!!
玲於「…いくぞ、鈴華。」
鈴華「え!あ、ちょっと!!」
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玲於side
…っ…あいつ。
亮…
さっきだって俺が鈴華のことをかばおうとする前に
あいつが先に…
くそっ…!
もうただの幼なじみじゃいられねぇな…
あいつが誰かのものになる前に。
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亮side
いつも俺がつまずく階段で
1人の女の子がつまずいて転びそうになっていた。
階段を見るとそこには
ん…?
これは、、生徒手帳?
きっとあの子が落としたんだな
届けに行こっと。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。