私は私の部屋の前でリヴァイと別れると中に入り、
既に机にこれでもか!ってくらい積み上げられた書類たちに自分の名前を殴り書いていく。
『なんでこんなに書類にサインしなきゃなんだよぉお!!』
……( ˙-˙ )スッ
そうか、そういや私副兵士長だったな( ˙-˙ )←
全然意味が分からなさすぎてすっかり忘れてたわ(おい)
ひたすらヒーヒー言いながら書類たちを処理する事半日…
その日の夜8時にやっと全ての仕事を終わらせる事が出来た。
『あ〜〜〜まじで団長恨むぞこのやろう!!!』
お昼ご飯も返上で頑張ったんだぞ!
ショボショボする目を擦り伸びをすると扉を蹴破ってリヴァイが入ってきた。
リ「おい馬鹿女」
『その呼び方久しぶりジャン』←フッ
リ「お前仕事は済んだか」
遅ぇぞ。と言いながらリヴァイはツカツカと私の机の前までやってくる。
『やっと終わったよ〜〜〜疲れた〜〜ねぇリヴァイ肩叩いて』
リ「何言ってんだ」ゴッ
『アデッ!』
一応ダメ元でリヴァイに頼んでみたけどやっぱダメなんだね痛いよ君、そろそろ頭を小突くのはやめてくれぃ響く←
リヴァイに小突かれた頭をさすりながら私は立ち上がろうとすると
ずっと座っていたからか、うまくバランスが取れずよろけてしまった。
『!!っやべ!』
倒れる!!って思って咄嗟に目を閉じて身を硬くするが、一向に床にぶつかる感覚がない。
これはまさかの
少女漫画でよくある
『ヒロインがよろめいた時にイケメソが「大丈夫か?」って言って抱きとめてくれるパティーンじゃないですか!?!?』
リ「おいさっきから何ブツブツ言ってんだ、さっさと目ぇ開けろ」
リヴァイの声がすごく近くで聞こえるので結構期待して目をそっと開けると…
『ほらきた夢小説あるある』
私の期待通り、リヴァイが抱きとめてくれていた。
『わぁあ全身リヴァイだ(謎)』
リ「黙れ」
そう言うとリヴァイはゴミ箱にゴミ投げる感覚で私をポイッと放り投げた。
でも私にはチート能力があるので、いとも簡単にシュタッと華麗にしゃがんで着地を決める。
リ「チッ」
『ねぇリヴァイすん。もしや君、私が着地失敗すればいいとかそんなこと考えてましたよね絶対。
酷いですよ…もっとあなたちゃんを愛でてくださいよ!!!』
リ「…じゃあこれでどうだ」
するとリヴァイが私の前に夜ご飯の乗ったトレイを差し出してきた。
『え!?!?うっそまじかよ!めちゃ嬉しいんだけど!!!』
ありがとリヴァイ!!!と叫びながら私は秒でソファに座り夜ご飯を頬張る。
…「汚ねぇぞ」というリヴァイの小突きと共に。
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長らくお待たせしてすみませんでしだぁあ.°(ಗдಗ。)°.
でももうだいじょぉぉぉおぶっっ!!!
私が来た!!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
今日からは毎日更新できるのでよろしくお願いします!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!