第61話

リヴァイの口調分からなさすぎて草
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2019/05/27 13:54
【リヴァイside】
※夢主ちゃんがエルヴィンだんちょとデート前夜の時のリヴァイすんの話です!



廊下でベラベラと喋ってやがる兵士らの話を小耳に挟んだが、







あの馬鹿、昼メシどころか夜も食ってねぇみたいだな。







道理で昼間に見かけないわけだ。








いつも俺を見つけてはベタベタして離れねぇくせになんだいきなり。







調子狂うじゃねぇかよ馬鹿が。







チッ…あいつに死なれては困る。仕方ねぇ、持って行ってやるか







俺は、何故か馬鹿女の分の夕食を用意し部屋に向かっていた。







俺が扉の前に着くと中からあなたの声が聞こえてきた。








『あ〜〜まじで団長恨むぞこのやろう!!』







フッ…1日缶詰状態だが何故こんなに元気なんだよ








…何故だろう







いつからかも分からないが、とにかく、あなたが頭によぎると無意識のうちに頰が緩む。







…一体これは、、いや、まさか。







俺はその原因にピンときたが、認めるのが何故か無性に悔しくて扉を蹴破って入る。








平常心を装い、おい馬鹿女。と俺が声をかけると案の定あなたはふわっと笑いかけてくる。







その瞬間、俺は不覚にもその笑顔を永遠に俺だけのものにしたいと思ってしまった_________ _










その後もこの感情を決して表に出さず努めていつも通りに夜を過ごした。







紅茶を飲み干しあなたの部屋を出た後、俺は迷いなくエルヴィンの部屋へ向かう。








ノックせずドアを蹴破って部屋に入るとエルヴィンは珍しくソファで紅茶を飲んで寛いでいた。








リ「俺にも淹れろ」







俺は少しの緊張もエルヴィンの野郎に悟られまいと自分を誤魔化すように紅茶を頼む。









エル「さっきもあなたの所で飲んだのではないのか?リヴァイ」








チッ…何故知ってやがるんだ








リ「…何だっていいだろ」








エルヴィンは特に気にする様子もなく戸棚からカップを取り出し、紅茶を淹れ始める。








…それにしてもなんだこの緊張は…








壁外調査でもねぇのに、、







俺は思考を遮るように紅茶を飲み、正面に座るエルヴィンに目を向けた。







相変わらず真っ直ぐな目をしてやがる…








調査兵団団長の座につきながらも己の信念に従って真っ直ぐ突き進む。







そんな奴の姿に惚れる女も少なからずいるだろう、








…ならばその1人にあなたがいても十分あり得るじゃねぇかよ。







俺は意を決して問おうとしたが、先にエルヴィンが口を開いた。







エル「…ずっと自分の気持ちに確信が持てずリヴァイには黙っていたんだが…








…今ここではっきりと伝えよう、








私はあなたの事が好きだ、どうしようもなく。」









……ッ、…?








なんだ今、胸の辺りがどこか少し痛んだが…まぁいい。







どうやら今はそんな事に気を遣ってる場合じゃない。









リ「…何故今ここで俺に言う」








関係ねぇだろ。と付け足すように言うとエルヴィンは口角を上げた。








エル「そうかい。…ではリヴァイ、お前はいつかあなたと私が結ばれた暁には心から祝福してるれるのだね?」









…本気じゃねぇかよエルヴィンの野郎。








リ「…さぁな。話はそれだけかエルヴィン。







そんな不確定な未来の話をしている暇があるなら少しは掃除に気を向けたらどうだ。」









俺がそう吐き捨てるように言うとエルヴィンは「そうだな、一理ある。」と言って








何故か俺まで団長室の風呂掃除に付き合わされた。








風呂掃除が終わり濡れた髪をタオルで拭いていると丁度あなたが部屋に入ってきた。








エルヴィンはすぐさま部屋に向かったので俺も後からついていく。








その後はあなたも含め3人で酒を飲み交わしながら他愛のない会話をした。








俺はただ無心で2人を眺めているとその間にも話は進み、







気づくとエルヴィンが明日の午前の休みにあなたと街に行く事に決まっていた。








『いいですね!!!行きましょ!(((o(*゚▽゚*)o)))♡』








…エルヴィン相手になんてツラしてやがる。








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兵長は負けませんよ!?今はこんなんですけど!?

ってこれあれか、もう、リヴァイ落ちだな(圧倒的今更感)

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