《リヴァイside》
その晩、俺は夢を見た
俺は夢の中で光の1つも無い暗闇に1人立っていた。
俺の眼前に小さな淡い光が現れ、それは徐々に人型になっていた。
……女か?
現れたその女は暗闇に似つかわしくないほど白く輝いている。
そして一瞬だがどこか懐かしい笑みをこぼすと俺に背を向け走り去っていく。
?『さよなら…___________リヴァイ。』
リ「!!!」
______________ _ _っ待て!!
俺は咄嗟に手を伸ばしたが虚しくも空を切るだけで既に光は消えていた______ _
________________ _ _
ガバッ
リ「!!!……チッ」
夢から覚めた俺は珍しく汗をかいて全身に気だるさを感じた。
そのまま重い身体を起こしてシャワーを浴びる。
風呂場の掃除も済まし部屋に戻った後、
戸棚の整頓の際に紅茶の茶葉が残り少なくなっている事に気がついた。
仕方ねぇ、街へ出るとするか。
朝食を食った後俺は茶葉を手に入れる為に兵舎を後にした。
________________ _
茶葉を手に入れ兵舎に戻る途中、見覚えのある店の前で俺は思わず足を止めた。
リ「……。」
………気の迷いか。
俺は再び歩こうとしたが聞き慣れた声を耳にし声の方に顔を向ける。
リ「!」
声の方を見ると隣の雑貨屋の前であなたとエルヴィンが並んで立っていた。
なぜここにエルヴィンの野郎といるんだ…
…っそうか、そういや今日はあいつら街に出かけるとか言ってたな。
あなたは俺に気づく様子もなくその場でエルヴィンと楽しそうに話してやがる。
リ「…チッ」
制しきれない何かが胸を騒ぎ俺は早々に兵舎へと歩を進めた。
兵舎に戻った後もあなたの顔が頭から離れねぇまま俺は書類を片付ける。
リ「…チッ、全然進まねぇ」
俺はペンを走らせる手を止め、
気休めに早速手に入れた茶葉を戸棚から取り出し慣れた手つきで紅茶を淹れる。
リ「………。」
その刹那、俺はふと昨夜見た夢を思い出した。
…あの夢は一体何だ?
すると俺の思考を遮断するかのようにあなたの笑い声が部屋の外から聞こえてきた。
チッ…やっと帰ってきやがったか…
エルヴィンとあなたの話し声がだんだん遠ざかっていき、エルヴィンの部屋の扉が閉まる音がした。
リ「………クソッ」
俺はとうとう耐え切れなくなり書きかけの書類を置いたまま部屋を飛び出した。
----------------------------------------------------------------------
みなさぁぁあん!!
どうでもいいコーナーお久しぶりですね(゚∀゚)
…….........。
......あああああもう!!
アニメやゔぁぁあい〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。
ほんっっとに、しんどいの極みだし、
BGM無しで現場感増し増しだし、
兵長の「…そうか、」もゔぁああああ.°(ಗдಗ。)°.
.........( ˙-˙ )
_____という一連の流れを今週ずっと繰り返してます
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!