第4話

一瞬だけの癒し
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2018/06/28 08:51
-ガチャッ
鍵をかけていない玄関を開けて
リビングへ向かう足音。

どしどしという振動が床に伝う。
エイジ
エイジ
あなた..
ちょっと悲しげな顔をして、エイジはリビングに入ってきて
エイジ
エイジ
慰めて..
そのまま私に倒れ込んだ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あなた

エイジっ、

気が狂ったように唇を押し付けて来る君。
熱い肌。
血走った目。
紅い髪。

私を、ストレス発散のために利用しないでよ、





私は、ただ純粋な関係を望んでいたのに、

昼間、堂々と並んで歩ける

あの、ホンモノ位置を...


ずっと..






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