アフレコの収録スタジオに入ると、マイクが4本横に並んでいた。
(左側から)
ゆうたん しもんぬ ゆめ 達兄
スタッフ 音響監督 現場監督
⏫こんな感じ
--------------------------------アフレコ収録中---------------------------
--------------------------------アフレコ終了--------------------------------
しもんぬもゆうたんも達兄もみんな満面の笑み。
みんな凄く楽しそうで、私もこれからこの仲間になるんだなと改めて実感した。
----------------食事------------------------------------------------
食堂に着くとそれぞれの席に座った。
(左側から)
達兄 ゆめ
-----------------------¦----------------------- (席)
しもんぬ ゆうたん
みんなが目を丸くして聞いてきた。
しもんぬは特に目がキラキラしていて、いかにも聞きたそうな顔をしていた。
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私は元々声優 鈴木達央さんのファンだった。
小学六年生から「声優」という職業に興味を持った。そして、初めてファンになったのも、私に「声優」という夢を与えてくれたのもずっと憧れだった鈴木達央さんだった。
初めての握手会の時…
私が「鈴木達央さんみたいな声優になりたい」と言うと彼は「ああ、頑張れよ!いつかキミと一緒に仕事が出来る日を楽しみにしてる。」と言った。
その言葉を胸に高校に入ると同時に声優の専門学校に入学した。専門学校に入ると基礎編・応用編・演技などを習いながら、日々オーディションを受ける日だった。
1回目のオーディションでは
「演技が下手すぎる」
と言われた。
2回目は
「言葉の発音が違う」
と言われた。
私は指摘された所を徹底的に直し、プロになるため、声優になるため、必死に努力した。
3回目のオーディションの日
「おめでとう」
「合格だ」
そう、講師に言われた時は涙が止まらなかった。
そうして、努力の結果、オーディションに合格。晴れて新人声優になった。
※オーディションは年に1回の設定です。
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作者から⤵︎ ⤵︎
更新が遅くなってしまいすみませんでした🙏💦
今回は主人公の「過去の話」でした。
読んでくださった方ありがとうございますm(*_ _)mペコリ
次回もお楽しみ´`*
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!