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第1話

出会い
643
2020/01/30 03:03
私は新人声優の夜月夢(やずきゆめ)。

今日からプロの声優の方々と一緒にお仕事をする事になり、不安がいっぱいだけど頑張ろう!
収録3時間前・・・。


ゆめ
ゆめ
アフレコの収録スタジオって何処なんだろう…。
アフレコの収録スタジオが何処にあるのかが分からなく、スタジオの廊下をぐるぐると歩いていると、私の前の曲がり角から

コツコツ

と誰かがこっちに向かってくる足音がした。

ゆめ
ゆめ
ん?今、誰かの足音が聞こえたような…
曲がり角を覗いてみると、フードとマスクを被った人がこっちに向かって歩いている所だった。私よりも身長が高くて、ガタイのいい人だった。
ゆめ
ゆめ
(あの人、誰なんだろう…。)
すると、男の人はスマホを見てちょっと慌てている様子でこっちに早歩きで向かってきた。
ゆめ
ゆめ
(え?!どうしよう…。何処か隠れるところ!)
私はとっさに怖くなり、隠れるところを必死で探した。しかし、オロオロしていると…
ゆめ
ゆめ
わぁっ?!
その男の人とぶつかったみたい…。
私は尻もちをついてしまった。
謎の人1
謎の人1
大丈夫か?
男の人はフードとマスクを取り、手を差し伸べた。
私は固まってしまった。
だってその人は…
私の憧れの人だったから。


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次回 運命の人

この小説を読んでくれてありがとうございますm(*_ _)m初投稿ですが、次回も見てくれたら嬉しいです。

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