佐藤に電話しないと
(📞´-`)oO()
ん?出ない…
どうしよう……
プルルルルル
びっくりした
あなた 「もしもし」
影山 「あなたか?」
あなた 「飛雄くん?」
影山 「今日は佐藤さんが風邪だから、1人で帰って欲しい…だそうだ」
あなた 「わかった。電話くれてありがとう」
影山 「おう。気をつけて帰れよ」
あなた 「うん」
及川 「あなた〜〜!」
声でか…耳裂けそう
あなた 「どうしたの?」
及川 「今、誰と電話してたの?」
あなた 「弟。」
及川 「え!?弟いたの?」
あなた 「うん」
あなた 「ってか、なんで電話してた人気になったの?」
及川 「っ!それは……彼氏だと思ったから」
あなた 「聞こえない」
及川 「それは…」
岩泉 「及川〜帰るぞ〜」
及川 (岩ちゃん!いいところに!)
及川 「今行くね〜」
梨花 「はじめー!徹ー!一緒に帰ろ!」
岩泉 「梨花も一緒に帰るか」
梨花 「やったぁ!」
及川 「あなたも一緒に帰る?」
あ〜…今日は帰りの車来ないしな…
あなた 「いいよ」
梨花 「あなたも一緒に帰るの?やったぁ〜!」
岩泉 「帰るぞー」
………………………………………………………
あなた 「梨花は、何部に入ってるの?」
梨花 「私は女子バスケ部だよ〜!」
あなた 「腕の筋肉すごいもんね」
梨花 「ふっふっふ☆すごいでしょ!」
岩泉 「努力してるもんな」
梨花 「ありがとう!//」
ん?梨花…少し照れてね?
もしかして…梨花、岩泉さんのことが__
梨花 「また、練習付き合ってくれる?」
岩泉 「おう!」
及川 「待って!俺誘われてない!」
梨花 「だって呼んでないもん」←
岩泉 「呼ぶとめんどくさいからな」←
及川 「2人とも酷すぎ!!」
いいなぁ
こんなにもふざけあって
こんなにも仲が良くて
こんなにも笑い合える友達
そんな友達は、遊児しかいなかった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。