及川side
牛島…
牛島若利…
その名前を何回聞いて、その言葉を何回恨んだことだろう
俺はもっともっと上に行ける
もっと上に行かないと
及川 キキュッ…バシッ!
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影山side
影山「これとかどうだ?」
あなた「んー、これは空気性がなさそう、、」
影山「これは!?」
あなた「布の生地がこっちの方が、」
厳しすぎだろ!?
影山「なんでそんなにこだわるんだ?」
あなた「飛雄くんには、がんばって欲しいって思ってる」
あなた「なんてったって、私の弟だから」
あなた「バレーもサポーターもかっこよくないと」
影山「なんだよ、それ//」
そんなに俺の事を……
あなた「なに?照れてるの?」
影山「そんなのじゃねぇ!」
あなた「わかりやすww」
…バカにすんなよ、
…弟じゃなくて男として……なんて
そんな願い、届くわけねぇのに
影山「あほらし」
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あなたside
ぴりりりりり
ん?なんだろ
げ。父親からLINEだ
あなた「飛雄くん、お父様からLINE来て、今から家に戻れって」
影山「わかった。あなた、どれがよかった?」
あなた「んー、私的にはこれかな、?」
影山「これにする」
あなた「いいの?」
影山「あなたが選んだなら間違えねぇよ」
あなた「なんか嬉しいな…w」
影山「?」
飛雄くん、これを何も考えずに言っちゃうところだよ、、可愛いなぁw
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!