Youside
あなた 「……ん?」
国見 「あ。目が覚めました?」
あなた 「英くん…」
そういえば岩泉さんのサーブが頭に当たって
国見 「2時間位は気を失ってましたね」
そんなに寝てたのか
あなた 「手当て、ありがとう。部活は?」
国見 「あと15分程度で終わるので、大丈夫ですよ」
あなた 「1日無駄に…ごめん」
国見 「いえ」
あなた 「もう大丈夫だから、荷物取りに体育館戻ろうか」
国見 「そうですね」
〜移動〜
ガラガラガラ
あなた 「お疲れ様です」
及川 「あなた!!」
及川 「怪我、大丈夫なの!?」
あなた 「うん」
岩泉 「国見、手当てありがとな」
国見 「いえ」
岩泉 「神楽、すまなかったな」
あなた 「いえ、私がボーッとしてただけなので」
岩泉 「そうか 明日からは気をつけろよ」
あなた 「すみません」
プルルルルル
あなた 「すみません。失礼します」
………………………………………………………
あなた 「もしもし?」
佐藤 「いきなり申し訳ございません。帰る準備が出来ました」
あなた 「そろそろ向かうわ」
佐藤 「わかりました。お待ちしております」
………………………………………………………
あなた 「すみません、お先に失礼します」
及川 「またね〜!あなた♡」
あなた 「またね 徹」
………………………………………………………
佐藤 「お帰りなさいませ」
あなた 「ただいま」
ピロリン
ん?
こんな感じでいいか
佐藤 「あなた様。そろそろ着きますよ」
あなた 「はい」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。