照島 「はぁ…せんせー!!!」
保健室のドアをいきよいよく開ける
保健の先生 「照島くん、どうしたの?」
照島 「あなたが…!あなたが…!」
………………………………………………………
保健の先生 「酷い低体温症だわ!早く救急車を!」
照島 「そんな…」
照島 「あなたは!?あなたは助かりますよね!?」
保健の先生 「ごめんだけど100%とは言いきれない」
照島 「嘘…だろ」
救急隊員 「救急隊員です!失礼します」
救急隊員2 「酷い低体温症だな…酸素マスクをもってこい!」
救急隊員 「わかった」
あなたは酸素マスクをつけられて、病院に運ばれた。
救急車には、保健の先生、先生、俺の3人で座った
病院に着くと手術を始めると言われて あなたは、すぐに運ばれていってしまった
ガンッ
照島 「くそっ!」
保健の先生 「照島くんのせいじゃあないわ。」
保健の先生 「それより、」
保健の先生 「○○先生。あなたはどうなんですか?」
先生 「Σ:(;゙゚'ω゚'):ギクッ!」
保健の先生 「なぜ、神楽さんを放ったらかしにしていたのですか?」
先生 「元々神楽は、授業のサボり癖がありますから、今回もそうなんじゃないかと」
パシッ
保健の先生 「いい加減にしなさい」
保健の先生 「あなたの判断で、1人の生徒が亡くなるかもしれないのですよ!」
保健の先生 「なのに、開き直る!?ふざけるのも大概にしてください」
先生 「っ…すみません」
医者が中から出てきた
照島 「あなたは!あなたはどうなってるのですか!?」
医者 「非常に危ない状態です。
懸命に治療をしていますが、助かるとは言いきれません」
照島 「そんな…嘘だろ…」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。