ここは御嵩島。
人口は約200名で、
成人は約120名、未成年は約80名程だ。
御嵩島は皆が優しく明るい島、日本中を騒がせたDEATH GAMEから二年後、7月21日から悠哉達はこの島に交換留学に来ていた。
交換留学に参加した生徒は合計30名、
男子18名、女子12名だ。
不思議なことに夏になると小さい子達が朝から夕方までいなくなることがあるらしい。
親が聞いても子供達は口を合わせて言う、
「とっても楽しいところに行ってた!」
この言葉以外の情報は一切話さない。
大人達はこのことを"神隠し"と呼んでいる
3日目にあった交換留学生との野球が終わりロッジに戻り、部屋で寝る。
あと、6日で楽しい交換留学も終わりかぁ…
だが、4日目からはものすごい地獄のような時間が始まった…
〜07:00 ロッジの食堂〜
俺は武光の言葉に思わず苦笑いを浮かべる
わーわー言い合ってると俺達以外の人も食堂に集まってくる、俺達は留学生と一緒に朝飯を食うからな。
食堂に女子の集団が入ってくる。
それから俺達は朝飯を食った。
今日、4日目は自由時間で島から出なかったら何処へ行ってもいいらしい。島には小学生などの小さい子達もいるので一緒に遊んだりもする。
部屋で準備をし、ロッジ前に集まろうとしたが、いきなり部屋にいた全員の携帯が鳴り響いた。
ピロンッ♪
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!