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第17話

俺の覚悟






























〜4年前のとある中学校〜
『命令8:倉持燐翔は神崎蒼香を殺せ。』
倉持燐翔
は?俺が蒼香を殺せ…?俺にはそんなこと出来るわけ無い…
神崎蒼香
…いや、私を殺して。
倉持燐翔
え、無理に決まってるだろ!!
神崎蒼香
燐翔は生き抜かないと…こんなゲームを終わらせないといけないの。私じゃなくて燐翔の方が相応しい。
倉持燐翔
蒼香!冗談はやめろ!!
蒼香は真っ直ぐに俺の目を見つめた。
何処か哀しそうな表情で…
神崎蒼香
…出来ないなら私が……
呟いたと思うと蒼香は俺にナイフを握らせ、自分の心臓部に思いっきり突き刺した。
倉持燐翔
え…?
蒼香が心臓を刺した…?
ナイフは俺が握ってるから俺が殺した?
え?嘘だろ?そんな筈は…!
神崎蒼香
…っ……
俺にもたれるように崩れた蒼香はそのまま、地面へと倒れ込んだ。慌てて抱き上げる。
倉持燐翔
蒼香!嘘だろっ!?
神崎蒼香
…ご……めん、ね…
蒼香の目から涙が流れ始める。
それを見た俺も自然と涙を流した。
倉持燐翔
ふざけんなっ!何で…っ…何でこんなことをっ!!
神崎蒼香
…私が……り、んとを……
段々蒼香の声が小さくなっていく。
倉持燐翔
おい、蒼香が俺を何なんだよ!
薄く開かれた目で俺を見つめながら声は聞こえなかったけど口パクでもなんて言ったのかが分かった。蒼香は…俺を……
「信じているから。」
そして、蒼香の目から微かな輝きが消えた。
倉持燐翔
……。
ピロンッ♪
俺の気持ちを理解せずに鳴り響いた着信音。
画面を見るとそこには一文。
『服従確認。』
倉持燐翔
あ、あぁ、そう。俺はこんな命令なんかに服従なんかしたくなかったね!!
イラつきながら誰もいないのに怒鳴るが再び携帯の着信音が鳴る。
ピロンッ♪
倉持燐翔
次は何だよ…!!!
『倉持燐翔はDEATH GAMEを続けるか今、この場で死ぬかを選択せよ。』
DEATH GAMEを続けろだって!?
こんなイカれたゲームにまた参加しろって言うのか!?けど、蒼香が俺を信じてるって…
覚悟を決め、俺は立ち上がり空を見る。
倉持燐翔
俺はDEATH GAMEを続ける。
そしてDEATH GAMEを ───