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新学期が始まって2日目
気づけばもうお昼休み
いつも通り私は保健室で萌ちゃんとらぶらぶしてます♡
「 萌ちゃん♡ 」
佐川「 あなたちゃんは相変わらず里見先生のことが好きね 」
「 だ〜い好き♡ 」( ニコニコ )
里見「 んふふ♡ 」( ニコニコ )
佐川「 ほんと癒しね〜 」
田中「 佐川先生も癒しですよ 」
珠衣 / 里見 / 佐川「 田中先生 / 田中ちゃん居たの?! 」
田中「 酷いですよ〜 」( 泣 )
お昼休みは
秀一達と一緒にいるか
こうやって萌ちゃんとらぶらぶしてるだな〜
あれっ … 私っていつご飯食べてるの?( 早弁 )
んん!!お腹空いたああ!!
原田「 あら 、バイト女 」
「 ちょ!なにその名前!! 」
原田「 違ったかしら 」
「 ちがう!珠衣です〜 」
原田「 寝ていいかしら 」
「 だめ!私の … ああ!!! 」
原田「 うるさいわねあんた 」
里見「 珠衣ちゃん 」( チョイチョイ
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先生に私のベット取られたぁ …
きゃあ!!
自分の寝てるベットに誘ってくれる萌ちゃんんん
はぁ〜…萌ちゃんの匂い…
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「 原田先生をやめさせろ!!!!!! 」
「 フゴッ … !!!! 」
んん …
人が気持ち良く屋上で寝てたのにぃぃ?!?!
え?若林?優馬?なにしてんのおおお?!?!
飛び降りる気?!早まらないで!!やだ!! ←
若林「 原田先生にマスクを取られそうになった 」
「「 マスクのことぐらいであんなする?
落ち着けってwwwwwwwww
いつもマスクしててわからなかったじゃーん
確かに笑 そうゆうやつだったかも笑 」」
みんな酷いなぁ
好き勝手言い放題じゃん
若林可哀想だよ?
原田「 学校が私を辞めさせなかったらどうするの 」
若林「 僕は … 」
原田「 もし私が 、教師を辞めないって言ったら
あんたはそこから飛び降りる? 」
若林「 そうだ 」
原田「 だいたいなに?
マスクのこと言われたぐらいで死にたくなったの? 」
若林「 あんたにとって馬鹿みたいなことでも誰かにとって大事なことってあるだろ 」
「 そーだねー 」
若林「 珠衣 … 」
「 若林はさー 、死んでまで先生辞めさせたいの? 」
若林「 ああ 」
原田「 じゃああんたが死んで私がクビになったら 、あんたはそれで嬉しいの? 」
若林「 … 」
原田「 だったら飛び降りるのが確実に1番嬉しくなる方法だわ 」
「 わー怖そー 」( 下見る )
原田「 早く死になさいよ嬉しいんでしょ」
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田中「 先生なにいってるんですか!! 」
原田「 こいつ飛び降りて死んで私がクビになったらめちゃんこ嬉しいんだって 」
「 死んでるのにね 」
若林「 黙れ!あんたあんたうるさいんだよ 」
原田「 あんたビビってるんじゃないの?
顔引きずってるんじゃないの?
マスク取って顔見せなさいよ 」
「 私も見たい … !! 」
若林「 嫌だ 」
「 なんで? 」
若林「 顔がむかつくから 」
原田「 で? 」
田中「 でぇぇえ?!?! 」
若林「 それで僕は 、小学校も中学校も損ばっかりしてきたんだよ!! 」
原田「 顔で損得もないよ 」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。