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第65話

鎖 後編
「テオくんシーツ洗濯しといてくれる?あと机の上も片付けといて欲しいな」

「おけ、いってら。事故んなよー」

「事故んねーよw」

「帰る前ちゃんとLINEしてよ」

「分かってる!」


笑いながらじんたんが出ていった。

カチャッと音がした。





もう一度カチャッと音がする。




「鍵2重にしなくても俺出ていかないのに」

そう呟いてもじんたんにはきこえない。





「水飲むかぁ」


やっとベッドから立ち上がった俺はキッチンへ向かう。


俺の後ろをジャラジャラと音が追いかける。


俺を繋ぎとめてるのは彼の度を越した愛情か、







それとも俺の彼への度を越した愛情か。





鎖が引っかかってこけそうになる。





「っぶね、


マジでこれ危ねーよ…」











俺は鎖を外した。







じんたんは俺が鎖を外せることを知らない






教えるつもりもない








この鎖は俺を繋ぎ止めるものじゃなくてじんたんを繋ぎ止めるものなのだから。

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まいたけ
まいたけ
駄作ですが優しくみまもって下さい🙇‍♀️
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