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スカイピース短編集



友達なんて思えない








好きなんだ






もう、気持ちを抑えられないくらい好きなんだ









俺が黙っているのを肯定だと捉えたのか、じんたんはまたポロポロと涙を流した。





じんたんを泣かせているのに、その涙も可愛くて仕方ないんだよ、











俺はじんたんにキスをした。




「っえ…」

俺を見上げるじんたんの目の中には情けない顔をした俺が写っている。


「じんたん、俺はじんたんの事を友達と思えない





好きなんだ、じんたんの事が」



じんたんは驚いて口をぱくぱくしている。




「好きだから、あの子が特別なのが耐えられなかったし、あのクッキー貰ったら、友達だって自分の中で区切りつけなくちゃ行けなくなるし、それが嫌だったんだ。」


じんたんは少し顔を赤くして、俺を見つめながら言った。



「あの子にあげるつもりだったチョコは、アニメのキャラの絵が書いてるチョコレートで、たまたま見つけたから買っただけ。
好きなわけじゃないよ、」

「ほんとに?」

「ほんと」



よかった、あの子のこと好きなわけじゃなかったんだ






「へクシっ!」

「て、テオくんっ、ごめん、寒いよね、ごめんね!」

「大丈夫、教室に体操服あったと思うから」

「俺、取ってくる!」

そう言ってダッシュで出て行ったじんたんの背中を見送りながら、

あの感じだとすぐ帰ってくるな…と思いながらシャツを脱いだ。


げ、ズボンも濡れてる


ベルトを外したところで




「テオくん!取ってきた…っ」


みるみる顔を赤くするじんたん。









え、何その反応







「ふっ、服!服きて!」



そう言って俺の体操服を投げつけて後ろをむくじんたん







ここで俺の悪知恵が働いた。









「寒いからあっためてよ」



そう言ってじんたんを後ろから抱きしめた。


「ちょ、と、テオくん!」


「体まで濡れてるんだもん、温めてくれるよね?



じん」




そう耳元で囁くと、



「っん…、



っばか!早く服きて!」




じんたんは顔を真っ赤にして俺を振りほどいた。


「ごめんごめん、



でもそんな反応されたら、期待しちゃうよ?」







そう言ったらじんたんは








「…わかんない」



「え?」



「テオくんの事好きなのかわかんない」









じゃあ、勝算が全く無いわけじゃないんだ




そう思うとほんとに嬉しくて





「じゃあ絶対好きにさせる」



そう言って頬にキスをして、行こうって、笑顔で声を掛けた。




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