無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第71話

檻 5
それからみやとはテオくんと同じくらい仲良くなった

「みんなになんて呼ばれてんの?」

「仁くんとか、藤枝とか、……じんたんとか」

宮川は何を思ったのか、俺をじっと見つめて「じんちゃんって呼ぼうかな」と言った。

正直じんたんは嫌だったから良かった。


俺の大切なあだ名で、俺を苦しめるあだ名。



「宮川は?」

「みやって呼んでよ、呼ばれてみたかったの(笑)」

「わかったw」




それからは確かに苦しい生活だったけど、みやのおかげで楽しさ4割苦しさ6割って感じだった。








「じんたんどこいくの?」


「みやと遊んでくる!」

「また?最近その子と遊びすぎじゃないー?」

「そんなことないよー」

「俺とも遊んでよ」


それを聞いて嬉しくなってる自分がいる。

ほんと情けないな、俺には勝ち目ないのに浮かれちゃって。


「また後でね(笑)」

赤い顔を見られないように俺は家を飛び出した。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

まいたけ
まいたけ
駄作ですが優しくみまもって下さい🙇‍♀️
ノンジャンルの作品もっと見る
公式作品もっと見る