私と名取先生は順調に進んでいる。そう思っていた、あの時までは、
『颯馬、颯馬、颯馬、』
私はずっと名前を呼び続けた、だが反応はなかった。
白石「あなたちゃんは、そとでまってて。たすけるから。」
『白石先生、お願いします(半泣き)』
白石先生はオペ室に入った
数時間がたった、
白石先生がオペ室からでてきた
『先生!颯馬は?颯馬は大丈夫ですか?』
白石「ええ。なんとか、名取先生に何があったのか教えてくれてる?」
『はい。』
白石「でも、その前に名取先生がいつ目を覚ますかどうか分からない。だからずっとそばにいてあげて?」
『はい。』
あの日、颯馬に何があったのか、私は白石先生に話すことにした。大好きな颯馬を救ってくれた先生だから。私は白石先生にお願いをしてお姉ちゃんにも聞いてもらうことにした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。