J.JU「ただいま〜」
S「ん、ヒョンおかえり〜。ジュネもありがと。」
JU「これで合ってます?」
S「うんばっちり。…なにこれ。」
そう言ってユニョンイが取り出したのは俺があなたのために買ってあげたお菓子。
B「えなにそれー、食っていいやつ?」
J「駄目〜。それは俺があなたに買ってきた奴なので〜。」
B「くっそケチ…」
J「なんか言った?」
B「なんでもないです〜、」
S「ヒョン、もう夕方なんで、ケーキ夕飯の後でもいいですか?
J「えー、…うん。てかチャヌは?」
B「ゲーム。」
J「あぁ…」
JU「んで、あなた達いつ帰ってくるの。」
S「おぉ、ジュネや〜、気になっちゃってるの?」
と、ニヤニヤするユニョンイ。
JU「違いますからぁ!!腹減っただけです!」
S「ふぅん…」
ジュネなんかにあなたをあげてたまるか。
JU「何ですかユニョンイヒョン!!」
S「いや?」
J「ジュネにはあげないからね?」
JU「いっっらねーよ!!」
「ただいま〜!」
あ、帰ってきた。
J「おかえ…」
C「ヌナおかえりなさい!!!」
「わ〜チャヌや!ただいま!」
いや先越されたし… お前今までゲームしてたんじゃないの。
S「くっっそ、チャヌお前許さない!!」
C「えっ、何、なんですか!?」
「まぁまぁ落ち着いて…」
BI「あーあ、お前ヒョンの怒り買ったな。」
D「チャヌ、生きてね。」
もうチャヌなんか知らない。あいつのチーズケーキも食べてやるからな。
side J end.
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。