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第17話

黒い手紙
すずへ


樹吹です。

この手紙は誰から貰うのかな。

俺が何でこうなったかは、聞いてるのかな?


簡単に言うと、俺とすずの体が入れ替わった……わけではなくて、すずの病気を俺が引き取った……でいいのかな。


来栖さん……に今言われたんだけど、詳しいことは誰かが説明してから渡してくれるらしいから、説明はいらないね。


この手紙は少し暗い内容になるかな。



俺が、こんな事したの、怒ってる?

すずはきっと怒るだろうね。


自分を責めるかな。



でも、自分を責めないで。


すずが悪いわけじゃない。



俺が全部決めたことなんだ。


来栖さんは悪い人じゃないよ。


だから、俺も安心してこうすることを選んだんだ。



お願いだから、自分を責めるようなことはしないで。



俺のことは忘れていいから。



な?



きっとまだ、すずは自分を責めてるだろ?



だから何度も言うよ。




俺が決めたことだから。


誰も悪くないんだ。



俺は、すずが死ぬほうが耐えられない。


じゃあ、すずが辛くなるじゃんって感じだよね。




でも、俺はただ一つ。




すずが好きだから。



すずが大切だから。




すずを愛してるから。




だから、こうすることを選んだ。



続きは、黄色の方を読んでください。


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……っ……!!




樹吹は何でもお見通しだ。



私は黒い便箋をたたみ、黄色い便箋を取り出した。