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第6話

カオス学園
92
2019/07/14 13:05
マリオ「.........。」

ルイージ「......。」

元気な男子生徒「よぉ、お前ら!相変わらず
双子揃って暗いなぁ。」

優しそうな女子生徒「ちょ、ちょっと、
暗いだなんて失礼だよ、穏やかなだけ
なんだから!」

気が強そうな女子生徒「いや、穏やかでは
ないんじゃない?だっていつも怖い顔
してるし。ま、イケメンだから許す!」

ザガロ「あ、マリオ、ルイージおはよー!」

卵乗せトーストを加えて走ってくる少年、ザガロが
双子の元へ寄っていく。

マリオ「なんでパン食いながら来た?」

ザガロ「寝坊しちゃった!」

リンダ「マリオ、おはよう!」

気が強そうな女子生徒「あ、リンダ、おはよう、
相変わらず媚びてるねぇ?」

女子の一人がからかうように言うと、
リンダは真っ赤になった。

リンダ「こ、媚びてないし!」

坊主頭の男子生徒「ちぇっ、マリオの奴、
モテて羨ましいぜ。」

マリオ「.....羨ましがられる事か.....?」

ルイージ「......さぁ?」

低学年の男子生徒「マリオ兄ちゃん!
ルイージ兄ちゃん!じゃあねー!」

9歳の弟、タナトスは走って自分の教室に
向かっていった。

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ピーンポーンパーンポーン

教師「さ、午前の授業はここまで!
午後も頑張っていこう!」

生徒達「はーい!」


リンダ「マリオ〜!一緒にお昼食べよ!」

マリオ「......勝手にしろ」

ルイージ「隣いい?」

マリオ「ああ」

女子「私もいい?」

女子2「私も!」

女子3「お願い!」

マリオ「お前らが入ると邪魔だ。」

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午後の授業も終わり、下校する
事になったマリオ達は家にそれぞれ帰っていった。

ザガロ「ただいま!」

ザガロ母「お帰り〜!」

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リンダ「あ、そういえばレイが来なかったなぁ」

リンダ母「風邪らしいわね」

リンダ父「お前も気を付けろよー」

リンダ「はーい」

ーーーーーーーーーーーー

マリオ「.........。」

家族が寝静まって午前3:00、マリオは一人
キッチンで蜂蜜レモンを作っていた。

マリオ「これでよし」

マリオは完成した蜂蜜レモンを瓶に詰めて
学校のカバンに入れてまた、寝室に
戻っていった。

続く

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