第20話

イメチェン…?
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2021/06/21 07:55



龍斗くんに着いていくと…





















ガチャッ_____





















あなた「え…何ここ…」

龍斗「クローゼット?」

あなた「は?」

龍斗「いや、見て欲しいのはこっち」

あなた「え…」





















もうひとつ奥の部屋に案内された





















ガチャッ_____





















あなた「ひろ…」

龍斗「あなた、使っていいよ」

あなた「え?」

龍斗「がりさんが言ってたよ、今日みずっくんにめっちゃ買ってもらったんでしょ?」

あなた「ま、まぁ」

龍斗「だから、ここ使いな?って」

あなた「え、でも、家…」

龍斗「ここ住みなよ」

あなた「……へ?」

龍斗「いいじゃん?がりさんも俺も協力するんだから」

あなた「いや、そうだけど…」

龍斗「基本、みんながりさんの家にいるんだよ」

あなた「え??」

龍斗「みずっくん家の両親は海外出張、はしもっちゃん家も海外出張…って、みんな海外出張なんだよね笑」

あなた「蒼弥くんは…?」

龍斗「がりさん家も、だからここには俺ら5人とがりさんの執事とかしかいないんだよ」

あなた「へ、へぇ…」

龍斗「どう?俺らがあなたとみずっくんくっつけてあげる」

あなた「でも…今日…井上瑞稀に勘違いされちゃって…」

龍斗「え…まじ?」

あなた「うん、服買いに行ったでしょ?その時、涼に似合う女にしてやるって…」

龍斗「うわ、まじか…」

あなた「無理だよ…」

龍斗「俺らがなんとかする、だから頑張ろ?諦めないで?」

あなた「なんで…?なんでそんなに応援するの?」

龍斗「なんでって…」

あなた「赤の他人なのに…」

龍斗「いいじゃん、俺ら友達だし?友達の応援して何が悪いの?」

あなた「龍斗くん…」

龍斗「よし、今度は俺がみずっくんに似合うあなたにしてあげる!」





















こうして、1時間かけて井上瑞稀に似合う服装に変えられた










































トップスはベージュのニット(肩出しなし)


パンツはブラウンのガウチョパンツ


シューズは白のスニーカー










































龍斗「お、いい感じ!」






















龍斗「じゃ、次はここ!」










































マネキンのように扱われるかと思ってたが、以外にも優しく丁寧に扱ってくれた






エスコートしてくれたり…私の意見を中心にコーディネートしてくれた





















龍斗「ニットだから…柔らかい感じのメイクにしよっか」





















鏡越しにニコッって微笑んできて、堕ちそうになった時…





















ガチャッ_____





















龍斗「お、"はしもっちゃん"じゃん」









































涼が来た





















涼「なにしてんのー?」

龍斗「ちょっとイメチェン?」

涼「あ、今からメイク?」

龍斗「そ、」

涼「俺やるー」





















そう言って、涼が慣れた手つきでメイクをし、髪のセットまでしてくれた









































龍斗「さすが、はしもっちゃん」

涼「だろ?」





















なんて、ドヤ顔でキメた









































龍斗「可愛いじゃん、よし部屋戻ろ!」

涼「あ、優斗も来てるよ」

龍斗「がりさんのとこ?」

涼「うん、待ってたよ」

龍斗「じゃ、行こ!」









































涼「あなた、大丈夫?」

あなた「え?」

涼「だって不安そうな顔してるし」

龍斗「緊張してんでしょ?笑」

涼「え、あなたも緊張すんの!」

あなた「私だって、緊張くらいするわ!」

龍斗「元気そうでなにより笑」

涼「もー、早く!」









































3人でわちゃわちゃ話しながら蒼弥くんと井上瑞稀と優斗くんの待つ部屋に向かった

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